トレジャーボックス

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トレジャーボックス Hammer Works、Hammer作、4~6人、30分

 どうしても分からないルールがあって、Mixiに書いたらサークルの方から解答いただいたという経緯が前日にありまして、すっきりプレイできました。うちのプレイがすっきりしていなかったけどな(後述)

 ゲームはダンジョンに置かれている宝箱を開けて、「トラップを回避しながらお宝を集める」 ゲームです。
 や、ダンジョンとか書いていますが、実質「ありません」。ダンジョンには宝箱が6個置かれ、そのうち、1つ(もしくは2つ)にトラップが仕掛けられています。そのトラップをうまく避け、お宝を手に入れます。
 まず、宝箱を準備するプレイヤーは宝箱にダンジョンカード(ラウンド毎に決定)に書かれたセットのカードと宝箱を持ち、それらに1つずつカードを仕込みます。ダンジョンにはレベルがあり、1から行って、トラップに当たったらそこで終了です。宝箱を開けないで、それまでの得点をそのまま持ち帰ることも出来ます。もちろん、トラップに引っかかったら、半額分しかもらえません。また、レベルが上がるほど、得点も上がりますが、宝箱の総数が減り、トラップの枚数が増えていきます。追加ですが、宝箱にも+得点のあるものなどそれぞれ違います。
 ちなみに最初にトラップに引っかかったプレイヤーはダンジョンマスターとなり、宝箱を仕込む側に回ります。
 これを3ラウンド行って得点を競います。

 かなりシンプルな部類になるゲームですね。
 箱も小箱ですし、手軽さを狙っているのだと思います。

 プレイなんですが、先述したとおり、うちがポカ連発です。
 3ラウンド中3回1レベルの宝箱でトラップを引きました。なんだ、この運の無いやつは。。。
 そういう訳で、ほとんどずっとダンジョンマスターをやっていたんですが、やはりみんなダンジョンマスターもやってみたいわけで、この状況はいまいちな状況でした。もちろん、作者にその意図は無いと思うんですが(苦笑) さすがにこれではあまり楽しめるセッションではなかったと思います。悪いのはうちの運(汗)
 という訳でうちの運の悪さが続いていれば(笑)、ルールを一部変えて、レベルが1~3であっても脱落者はダンジョンマスターになれないようにしたいと思います。というか、ダンジョンマスターの概念いらないんじゃないかもとか今更思ってきた。。。 うーむ。
 とりあえず、もう一回4人以上でプレイしてみたいです。今回3人でお試しプレイ的だったというのもあまりよくなかったのかもしれないし。

 という訳で、これは再戦希望。ゲームの本質とはかけ離れたゲームになってしまっていた。。。 うーむ。 色んなゲームをしすぎて疲れていたのも一因かも。。。

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SWEET×SWEEP aWAY ~ スイスイお掃除~

SWEET×SWEEP aWAY ~ スイスイお掃除~ シャッツキステ&もみあゲームズ、日本ア太郎作、2~5人、10~30分、7+

 シャッツキステ&もみあげーむずによる第二弾のゲーム。こちらはカードゲームです。
 コンポーネントは昨年より磨きがかかっています。今回はカードのみですが、それでもきっちり作られております。

 んで、ゲームの方ですが、テーマと非常にマッチしており、思った以上に楽しませていただきました。ここはほんと、テーマとの融合がすばらしいです。

 基本システムははげたかの餌食に近く、お題カードが出され、各プレイヤー共通の手札からカードを1枚同時に出して、バッティングはキャンセル、残りで強い数字が場札を取る というものです。
 こう書くと 「またか」 とか言われるんですが、そこはメイドゲーム(そんなジャンルはありません)。 しっかりテーマに沿って作られております。

 テーマですが、屋敷のお掃除です。相変わらず御主人様はどこかへお仕事で出ております。
 各プレイヤーに配られる手札にはメイドがかかれており、いつも通り名前と数字が書かれております。
 さて、この数字、何を表しているかと言えば、メイドの「身長」。 や、背の順番の数字なんですけどね。最も背の低いククイというメイドは1。どんどん高くなって最大が8(名前忘れた。。。) です。これ以外にPと書かれたメイドとSと書かれた足跡のカードがあります。
 ちなみにこのお屋敷、相変わらずお化け(ガイスター)が住んでおります。ガイスターも嫌われるだけでなく、共同生活ですよ、もう。

 ゲームではお題カードがめくられます。お題カードには得点となる数字と上か下かの矢印が。
 お掃除ってのは高いところや狭いところもするわけで、長身が有利な場所があれば、背の低い方が有利な場所もあります。分かりますね? 矢印が上の本棚の掃除とかは高い数字のキャラクターが、屋根の掃除とか身軽さが要求されるところは背の低いキャラクターが勝ちます。これ、ありそうでなかったんですが、結構良いシステムです。
 もちろん、バッティングがあって、カードを取れるんですが、これ以外にも仕掛けがあります。
 1つはお使い。
 遠いんでしょうね。このカードを取ったプレイヤーの使ったカードはお使いに行ってしまって、かえって来ません。これは次のラウンド使えないのです。
 っと、一つ説明が抜けてましたね。お題カードですが、2つに分けて、クロスに積みます。これは、上の段が「屋敷の2階の掃除」を示し、下の段が「屋敷の 1階の掃除」を示します。この時点で、作者のアイデアのすごさが伝わってきます。すげぇ、こだわりだ。
 なので、2階の掃除のときに買い物に出てしまったキャラクターカードは1階の掃除に参加できません。そんなプレイヤーにはNのカード(メイドがいないことを示すカード)が与えられます。使いようは1つ以外ありません。。。 それはプレイしてからのお楽しみ。

 これ以外にもウサギの人形であるカッテン(だっけ?)の片付けとか言うカードがありまして、これを取らないと、減点を喰らったり、共同で掃除を行うカードがあったり、掃除のどたばた感が出ていて非常に面白いです。

 ゲーマーにとってシステムだけ見ればどこかで見たことのあるゲームになっていますが、それよりもあれをここまでテーマと融合させた作者の腕が上回っていると思います。雰囲気を楽しみましょう。マジデ。それがこのゲームの正しい楽しみ方だと思います。
 ゲームもがちがちに考える訳ではなく、どことなくほんわかした雰囲気になります。何故でしょう。。。

 実は説明していませんが、お掃除に先述のお化け(ガイスター)も活躍できるようになっています。ガイスターが頑張りすぎるとさぼっているとみなされてみんなの得点が下がってしまいます。そんなことが無いように頑張ってお掃除です。
 是非、これはプレイしてその雰囲気を楽しんでいただきたいと思います。
 これも買えばよかったかなと。。。

トラッカーズ

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トラッカーズ アトラデザイン、3~5人、40分、8+

 今年は少し前と違って考えられないぐらい商品としての「ゲーム」をいっぱい見ました。これもその一つ。

 ゲームを出している出版社がデザイン事務所? なのかな。そういう意味でも珍しい事例ですね。日本ではこういうのはインテリアの切り口から入ってくるのだろうか。。。

※タイルの名称は現品が手元に無いため、仮でつけています。正式名称はルールをご覧ください。
 ゲームは、ハンドマネジメント に雰囲気が近いです。
 まず、ゲームの準備として、4角形の形にタイルを配置します。その一点はトラックのタイルになっています。
 各プレイヤーは3と5のトラックタイル、一色の移動タイルのセット(1~6+箱)、スタート地点に各プレイヤーのトラックを並べてゲームの準備は終了です。

 まず、全員自分の移動タイルのうち、1枚を選んで、一斉に表向けます。そして、順番にその数字分進めます。同じマスに入った場合、後から入ったトラックは既にあるトラックの上に配置されます。移動タイルは全て使うまで手元に戻ってきません。
 移動が一通り終わったらトラックの下にあるタイルをそのトラックの所有者が取ります。重なっている場合は、一番上のプレイヤーが取ります。
 荷物は一旦各プレイヤーの前に置かれます。トラックに載せるには移動タイルのうち、箱の書かれた「積載タイル」を出さなければなりません。これを出すことによって、1種類複数枚、もしくは複数種類1枚ずつをトラックに載せることが出来ます。
 また、トラックには1種類の品物しか載せることが出来ません。これによって「ほしい荷物」、「いらない荷物」が出てきます。
 こうして、4角形を3週したプレイヤーが出た時点で得点計算を行い、最も高いプレイヤーが勝者となります。

 トラックは1週する毎に最大2枚増やせ、トラックの数字分しか積載できません。
 また、得点計算では、3週に達していないプレイヤーは届いていないマス数分マイナス、積載していない荷物もマイナス、使っていないトラックもマイナスです。

 という訳で、急ぎながら急いで積み込んで、たくさん積み込みます。
 タイルが5種類あるので、大体のプレイヤーがトラックを5つ持つことになります。なぜなら、移動の制限が思った以上にきつく、5種類集めてしまうからです。。。

 コンポーネントの質もグラフィックも良い。タイルの数字分しか進めないというのもルールの縛りとして結構良いように思えましたが、ルールでいまいちな点もそこそこ見えました。
 まず、ゴールまでのマス数と移動タイルの数字。
 これが根幹となるのですが、もうちょっと詰めてほしかったかなと思っています。ゲームでは3枚重ねなんですが、2枚重ねやある意味1枚重ねでも良かったかもしれません。3枚だと最後だけぐっとスピードがアップするのですが、ゲームの盛り上がりにも寄与しませんし、なんであるのかよく分からないシステムでした。
 次にタイルの種類と積載。
 5種類あるのはよいのですが、結構強制で取らされるので、「混載」という概念も持ち込んでほしかったように思います。まあ、この辺は洗面器ゲーム大好きという属性がそう見せているのかもしれませんけど(苦笑)
 これ以外にもトラックの数字の意味がいまいち不明。どの数字を取るかを選ばせて上げてもいいんじゃない? とか、5・4・3とか順番に並べてもいいんじゃないとか? 色々こうすれば。。。 と思うところがありますが、ありすぎるのでこれくらいで。

 商業のゲームでよく思うんですが、「あー、勿体無い!」 ということです。ここまでコンポーネントをしっかり作っているんだから、ゲームデザインでも感動したいと思っています。やっぱりゲームはルール命ですから。。。 や、コンポーネントもそうだけど、うちにとって最優先はルールとバランスですので。。。(この辺は人によりますが)

マジセレ

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マジセレ BENDBAR、のっぺい作、3~6人、10~15分

 購入した人曰く、「大富豪に似たゲームって言ってたよ」 ってーことでルールを読んでいたんですが、うーん、違わなくない? まあ、当然ですが。

 今から概要を書くのですが、正直合っているか自信がありません。ルールを読んでそう理解したんですが、若干違うような、どうなんだろうか? といった感想がよぎっています。
 ゲームはカードのセットを使って場にプレイしていき、プレイされたカードをフォローすることによって新たにカードを出せる、手札をいち早くなくす ゲームです。
 カードは全部で100枚あって、各カードによってレアりティが違います。
 また、一部カードには特権が付与されています。
 カードのセットは1~3枚でプレイし、フォローは同じ枚数、同じカードでなければなりません。ただし、先述の特権(ゲーム内では鎮圧) があれば、1枚でもフォローが可能です。
 この時は3人でプレイしたのが悪かったのか、初期手札が異常に多い状況(手札33枚) からスタートしました。
 とりあえず、総数の多いカードからプレイして手札を処理し、後半戦まで単調に続きました。
 そして、後半戦。
 プレイ>特権 という流れが出来上がる中、一気に3枚プレイばかりをしていたうちが勝ちました。

 うーん、なんていいますか、ちょっと大味すぎる気がします(プレイルールが合っていればの話ですが) ただ、先述どおりルールの解釈を間違っている可能性もあるので、本当にそうなのかというところがつかめ切れていません。
 カードもかわいいし、枚数も多いしで満足いく点が多いだけに心残りです。ルール、本当にあっているんだろうか。。。(そこか)

三角貿易

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三角貿易 Core House、3~4人

ちょっと失礼に値するんですが、個人的に全くノーマークだったゲームです。ただ、テーマが気になったのは確か。
 ちなみに三角はヨーロッパ、アフリカ、アメリカです。時代は大航海時代ですね。

 ゲームのテーマがしっくり来る内容でして、プレイヤーはヨーロッパ人の交易商となり、アフリカで労働力を仕入れ(汗)、アメリカへ連れて行き、農場経営をして生産物をわんさか作り、ヨーロッパに生産物を持ち帰って売り飛ばすという、よくよく考えれば豪快なものです。
 いや、正直、今書いていて、貿易の度に大西洋渡ってるんですね。。。 しかも人をアフリカからアメリカに連れて行くと言う。。。 アフリカで作ればいいじゃない(笑)

 と、まあ、そんな話は良いとして、ゲームシステムのお話へ。
 ざっと言うと、2段階のせりです。
 各プレイヤーには1~5の数字が書かれたカードが同じだけ配られています。
 最初のセリではその中から3枚使って、労働者を落札します。落札する労働者はカードで示されており、2/1等と書かれています。この数字には深い意味がありまして、次のせり?<かなぁ で使用されます。
 競り場所(アフリカの王国名が書かれたタイルで表示)は4人プレイでは4箇所。この時は3人だったので3箇所です。1箇所には3枚の労働者カードが置かれます。
 各プレイヤー1枚ずつ裏向きに好きな場所にプレイして、3順したら全て表向けます。
 最も合計数の大きいプレイヤーがまず、1枚ずつ労働者カードを持っていきます。次に2位のプレイヤーが1枚ずつ持っていきます。そう、2位でももらえる枚数は同じなんです。ここが実はポイント。いかに2位を取るかというのも結構重要です。
※このルールがこの時読み間違っています。正式には1位1枚、2位1枚、最後に1位1枚といった順番で取ります。それでも2位はかなり重要だと思います。
 次に生産物の購入です。
 正確にはセリではありません。
 王国名が書かれたタイルを裏返すと産物と数字が書かれています。
 さて、写真を見てもらえれば分かりますが、スコアトラックがあります。その上に、産物チップも置かれています(見づらいですが分かりますか?) 各生産物ではその数字分までしか労働者を必要としていません。オーバーしてはいけないのです。
 そして、先ほどの労働者カード。2/1と書かれている意味ですが、2は労働者数を示しています。これでどこにプレイできるか、できなくなるかが決まります。次に1。これはその産物の価値の上昇を表しています。1だったらスコアトラック上の対応する産物が1上昇します。さらにプレイした場所の産物を手に入れます。
 これを先ほど手に入れた労働者タイルがなくなるまで行います。
 最後に産物の販売です。
 産物の価値はスコアトラック上の産物の順位によって変わります。トップなら4点の価値、2位なら3点の価値といったように上位の方が得点が高くなっています。
 さらに、産物は売られると市場に出回りますから、価値が下がります。つまり、得点と同じだけスコアトラック上の産物を下げる必要があるのです。
 もちろん、タイミングが悪ければ売る必要はありません。

 これを3ラウンド繰り返して、最も得点を稼いだプレイヤーが勝ちます。
 あ、3ラウンド目の処理はちょっと特殊で、産物を売ることが出来ない代わりに、いくつ持っているかでまとまった得点をもらえます。ここも2位が重要だったりします。

 ここまで書いてピンと来ている方がいるかもしれません。
 このゲーム、「スタートプレイヤー」が非常に重要です。ルールとしては、各エリアごとにスタートプレイヤーが左にずれるように書かれています。ただ、この時は3人プレイでした。3人プレイの場合、同じところでばかりスタートプレイヤーをすることになるので、微妙にずらしながらプレイすることにしていました。

 んで、プレイの感想ですが、「かなりあっさりしているけれど、しっかりしたゲームです」 ってーことです。
※正式ルールではあっさりはしていないかも(汗)
 今回ゲームマーケットで売っている中でも結構しっかりしたシステムでコンポーネントも何気にしっかり作ってあります。印刷もオフセットですし。
 軽くプレイするには非常にプレイしやすいゲームです。これ、正直買っとけばよかった。。。と後悔しているゲームでもあります。Webサイトもありませんし、うーむ、次まで待つしかないのか。。。

※ルールに一部読みミスがあります。※で示している場所です。

がむしゃらギャング団

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がむしゃらギャング団 ワンドロー、3~5人、15~30分、10+

 このゲームを終えた感想。「始末します!」 みたいな。

 まず、インストで始末っていっぱい出てきます。インストするだけで笑いが漏れます(笑)
 でも今回初売りのゲームの中で一番期待を裏切ってくれたゲームでもあります。思ったよりかなりよい。
 ゲームの概要は、「正体を隠しながら」他のプレイヤーを始末することです。

 まず、キャラクターカードが各プレイヤーに配られます。プレイヤーはそのキャラクターを今回担当します。そして、次に役割カードが配られます。ギャング団とスパイです。スパイは質問に対して嘘をつけます(後述)
 そして、最後にもう一度キャラクターカードが配られます。つまり、1人目が始末されても2人目にチェンジできるのです。た・だ・し、 この2人目はそのときが来るまで見ることが出来ません。もしかしたら既に始末された後かもしれません。

 手番では、まず特殊カードを引きます。各プレイヤーの担当人物に対するちょっとした情報を提供させたり、いきなり始末することも出来ます。
 その後、手番プレイヤー以外が始末対象者を祭り上げて、手番プレイヤーがその中から1枚選んで始末します。残りはカードを裏向け、潜伏中ということで、次からの候補から外れます。

 基本的な流れはこれだけです。潜伏中ばっかりになったら、全部表を向いて新たに始めます。
 正体隠し系のゲームですので、結構どっきどきです。そして、スパイが微妙に嘘をついてくれるので、場が混乱します。
 始終始末されるのでどきどきが止まる事はありませんし、ほかのプレイヤーの手番だとしても、始末対象者を選ぶことになりますから、始終プレイに参加できるので、ダウンタイムがありません。
 特に1人目が倒れて、2人目を引くときのどきどきはすばらしいものがあります(笑) まさか自分で始末してはいないだろうか とかとか(笑)

 余談ですが、プレイしている最中、「このゲームって拡張すぐに出せそうだよね」 とか話題に出てました。確かに出そうよね。。。 大きく場が変わることはナサソウだけれど、作るのは難しくナサソウ。。。

お先にしつれいしま~す

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お先にしつれいしま~す メビウスゲームズ、2~4人、20分、8+

 商業ゲームではありませんが、先行発売でしたしってことで。
 一部の人はよく知っている、他の人は噂のみで全然目にしたことが無い、「食器洗いゲーム」というかなり前のゲームのリメイクです。一部で伝説化していたような気もしますが、そういうのこそリメイクしてほしいゲームですので、丁度良かったのではないかと。
 ゲームにテーマはありますが、やることはアブストラクトに近いです。絵柄がほのぼの? しているので、かなり緩和されています。

 内容は「食器洗いゲーム」のレポートを参照してもらうとして、今回のコンポーネントについて。
 正直、発表があった時には、「元の方がいいかも」とか、いにしえのゲーマーが感じることを思っていたんですが、実物を見て「お、そうじゃないや」 と感じさせてくれました。うん、このデザイン、すごい良い。
 そして、分かっているかのごとく、一回り厚いタイル。これもさすがメビウスゲームズさん、分かっていらっしゃる。
 箱も出来る売る限り小さくしているので持ち運びに便利です。ちょっと高さが無いのが個人的に残念な点ですが、そんな個人の好みはどうだっていいですね (苦笑)

 すでに一般販売もされていますし、海外でも注目している人は多いんじゃないでしょうか? 昨年のエッセンで中古屋の親父に「いいゲームを知っているな」とか言われましたし。やはりどこに行ってもいいものはいいようです。

鵺 もみあゲームズ、日本ア太郎作、2~5人、60分前後、10+

 プレイした直後の感想としては、「思った以上にボリュームのあるゲームだなぁ」 ということ。2時間かかりました。
 ルールは事前に把握していたのでさくっとインストできたんですが、ゲームは長かったです。

 ゲームの目的は正体不明の「鵺」という動物? を当てること。その動物には10種類のうち、3種類の特徴があって、その特徴はプレイヤーが場にプレイするカードの総数で決まる、といった内容のゲームです。

 うちの説明不足で理解しづらいところが出るとは思いますが、頑張って付いてきてください。
 まず、場を用意します。
 ポストカードサイズのボードが6枚。左から神殿、酒場、市場、遺跡、農村の順に並べ、神殿の下に宿舎を置きます。各ボードには1~5の数字が振られたマスがあり、プレイヤーコマを置く場所となっています。
 ここで、酒場・市場には特殊カードが表を向けて置かれます。
 次に各プレイヤーにプレイヤーカラーのチップ、サマリカード、推理カード(最後に使います)1セット、情報カード(これがメインのカードになります)4 枚、お金(3金)を配ります。
 プレイ順を決めて、宿舎にその順番どおり1からチップを1枚置きます。残りは手元です。
 最後に情報カードの山札を農村において、遺跡と市場に1枚ずつ、酒場に7枚置いてゲームの準備が終了です。

 ゲームは3つのフェイズに分かれています。
 1つ目は移動フェイズ。宿舎(プレイオーダー)に置かれているプレイヤーの順番に好きなボードの一番低い数字にチップを移動させます。全員の移動が終わったらボード毎に処理を行います。
 細かいのでざっくりとですが、まず神殿の処理。以下処理順番そのままです。
 神殿では情報カードを場にプレイできます。プレイしたらプレイした順番にお金を貰います。プレイされたカードは1枚表ですが、残りは裏でも表でも構いません(もう少し若干の制約があります)
 酒場では情報をキブアンドテイク、カードを引いて、同じだけ酒場の山札の下にカードを返します。同時に特殊カード(協力者カード)を購入できます。このカードは使い捨てですが、安く使い勝手が良いです。
 市場では情報カードを貰い、特殊カードを買います。こちらのは永続。売ったり買ったりも出来ます。
 遺跡では魔物退治です。置かれたカードを貰い、自分の捨て札とします。もちろん、内容は捨てたプレイヤーしか分かりませんから、「一部の限定情報」として扱うことが出来ます。あとちょっとだけお金をもらえます。
 農村ではお金を払って情報カードを貰います。ここからの情報がメインとなります。

 各場所での処理が終わったら、そのまま宿舎に帰ってきて処理された順番がそのまま次のプレイオーダーとなります。遺跡・市場・酒場にカードが補充・処理され、次のラウンドとなります。
 これを繰り返して、場札が合計20回プレイされたらゲームが終了します。

 各プレイヤー推理カードを3枚選んで一斉に出し、得点計算になります。
 場札は全てが計算対象ではなく、各プレイされた列毎に、同じカードを2枚以上プレイして初めてそれが正体への確定情報となります。つまり、2枚で1ポイント、3枚で2ポイント、4枚で3ポイント。 これがなかなかプレイヤーに理解して貰えなかった。。。 何回か説明したんですが ? の状態。うーむ。

 こうやって正体を当てて、特殊カードで得点を貰って、最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。

 まず、このゲーム、合う人、合わない人がいます。
 特に最後の正体判明の部分を説明したときに、「そんな、裏向きにプレイされたカードを推理するなんて出来るの?」 と思ったプレイヤーはあまり合わないプレイヤーなのかもしれません。実際にプレイされたカード、手元のカード、酒場のカードを推理して、積極的に情報を集めてプレイするということをしないと勝てませんし、楽しめません。
 まあ、えてして推理ゲームと言うのは「推理することを楽しむ」ゲームなんですから、最初から姿勢として「無理だ」 と思ってしまった時点で、ゲームのほとんどを楽しめなくなってしまっているんですが。つまりプレイヤーの問題とも?
 そういう意味でプレイヤーを選びますし、特殊カードも12種類+アルファあります。なので、若干敷居があります。そこを楽しんでプレイできるか否かでこのゲームが楽しいと感じるか、そうじゃないかが決まります。

 ゲームとしては、やはり積極的にプレイしていったプレイヤーが一番情報を持っていますから、そういったプレイヤー通しの接戦となりました。
 プレイ後にも言われたんですが、手札を増やす・プレイされた情報カードを見る といった特殊カードがいらないのかもしれません。ボードゲーマーには(苦笑) いや、これは各自のプレイ環境によると思います。うちの周りにはアブストラクトよりのボードゲーマーばかりですので(元々TRPGやらTCGも多々いますが)、そういった特殊カード的要素はあまり好まない人が多いのでそういう話も出たんだと思います。
 個人的にはテーマを優先させたゲームとして見えましたんで、これはこれでOKだと思います。んが、反面ちょっとデジタルゲームちっくかなとも感じました。武器や防具・道具を集め、レベルアップさせて魔王を倒そうといった雰囲気を受けています。
 もちろん、これはこれでありですし、おそらく作者もこれを狙っているんだと思います。
 ただ、舌の肥えたプレイヤーにはジャンル違いの味がしたのかもしれません。。。

星の黒猫

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星の黒猫 チームきりたんぽ(仮)、3~9人

 きりたんぽ(仮)さんところの新作です。そして、事前情報を集めていた人間にとっても現物を見るのは初めてだったりします。それだけ情報がどこにも無かったんですが。。。
 そして、一番最初に思ったことが「箱、ちっさ!」 だったり。いや、去年の仔ぶた急便のサイズの印象が強くて、それくらいを予想していたんで変なところで驚いています。いやー、本編に関係ないですねー(苦笑)

 ゲームとしては、2重(2回で無く)のバッティングです。
 カードは大きく2種類、縞々の動物カードと、黒い動物カード。各3種類ずつ。計6枚がプレイヤーの手札です。
 後は、お題プレイヤーであるおじいさん(キャラクター)が同じセットのカードから1枚プレイされ、その後に他のプレイヤーが同時にプレイするといった「バッティング」のゲームです。あらま、シンプル。
 カードに星が書かれていて、少ないカードがその分強いです。んが、バッティングするとキャンセルされます。バッティングは全く同じカード通しで起こります。そして、キャンセルされなかったカードから、縞々の動物カード、黒の動物カード毎に比べて、最も強いカードを出していたプレイヤーが得点(縞々・黒各カード)を得ます。
 これ以外の要素として、タイブレイク用に黒猫・縞猫が時計・反時計回りに場を回ります。もちろん、自分の前にいるプレイヤーがタイブレイクに勝ちます。バッティングしないのです。
 これを6回繰り返してゲームが終了し、カードの星を最も集めたプレイヤーが勝ちます。

 正直、おじいさんが、めちゃくちゃ強かったです(笑)
 バッティングゲームをプレイしたことがある人なら想像してほしいのですが、先に1枚プレイされるとかなりつらいのです。
 つまり、同じカードをプレイすると、かなりの確立でバッティングし、キャンセルされます(そのために縞猫、黒猫がいますが) そして、それ以外のカードとなると結構制限されます。
 特にこのゲームでは各色? 3種類ずつしかカードがありません。その中で1枚先に出されるんですから、結構つらいものがあります。
 特にこのときのプレイ人数がいけなかったのか、7人でプレイしたため、残り5種類を7人で取り合うことになったのです。そりゃ勝てませんって(苦笑)
 しかもディールは6回。7人でプレイすると1人が1回勝てれば大分いい方です。うーん、やはりプレイ人数が多すぎるのか。

 ゲームとしてはデザイナーのやりたいこともわかりますし、狙いも分かります。ただ、7人は多すぎた。。。
 多分4人ぐらいがいいんじゃないかなぁと思ったりも。
 再戦しておきたいゲームとなりましたですよ。

クイズ いいセンいきまSHOW!

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クイズ いいセンいきまSHOW! KAWASAKI FACTORY、川崎 晋作、3~10人、10~30分、10+

 新たなパーティーゲームを手に入れました(笑)
 各プレイヤー、ホワイトボードに数字を書いて、中間値のプレイヤーが得点を得られるというゲーム。もちろん、その度、お題カードがめくられています。このお題カードが非常に面白いものが揃っております。「誰もそんなこと気にしたことはないし、ワカンネェYO」 って言わせたいのかと勘ぐらさせられるぐらい妙な問題です。それがまた良いです。
 カードのお題ではありませんが、例えば「現在カプコンが本社を構える大阪。大阪にあるカタンの開拓者の総数はいくつでしょうか?」 みたいな問題です。「拡張は含みますか?」 「どのバージョン?」とかいう質問が出たり、「倉庫にある分数えるの?」って見たことあんのかー とか(笑)
 そして、書いた数字を一斉に比べて真ん中得点、最大・最小マイナス点といった感じです。おぉ、すごい。

 単純ながらパーティーゲームとして非常に面白いものになっています。お題カードもじっくり練られており、盛り上がりの主軸を務めています。

パレード PARADE

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パレード PARADE、グランペール、bone5作、2~6人、30分~、10+

 同人ゲームじゃありません。昨年までは同人ゲームでしたが、今年から商業ゲームです(笑) おめでとう、Bone5さん。

 ゲームは出来る限り失点を少なくする減点系のゲームです。
 各自手札を5枚持ち、場札として6枚カードの列を作ります(このあたりのカード枚数も非常に考え込まれています。コンポーネント一覧と見合わせてみるとよく分かりますよー)
 手番では1枚場の列の最後尾にカードをプレイして、カード引取りの判定・処理を行い、カードを引きます。これがぱっとみて分かるので非常にテンポが良いです。
 引取りの処理ですが、プレイしたカードと同じ色・それ以下の数字を引き取ります。ただし、最後尾からプレイしたカードの数字分は無視できます。
 こう書くと分かっている人には簡単に理解できるのですが、ゲームを見たことが無い人には何を書いているか分かりません(苦笑)
 具体的に書くと、場にカードが6枚並んでいたとします。プレイヤーAは3のハンプティダンプティのカードをプレイしました。処理は、列の後ろから3枚数えて、引き取り候補から除外します。残りのカードを見て、ハンプティダンプティのカード、3以下のカードを全て引き取ります。
 これらを繰り返して、カードをどんどん引き取っていきます(引き取っちゃ駄目なんだけど)
 そして、終了条件を迎えたら、最終手番を行って最後に得点計算をします。ディテールは書きませんが、ここも特徴があり、よく出来ています。
 得点計算では、まず各種類のカード毎に一番集めたプレイヤーを見ます。そのプレイヤーはその種類のカード1枚に付き1点の減点を得ます(すごい書き方だ) ほかのプレイヤーは、その額面(数字)分減点されます。
 つまり、一度集めてしまったら、一番集めたほうが減点が少ない可能性が高くなるのです。
 これがまたじりじり来ます。最初は集めたくない! とか頑張っているのに、一度集めたら「取られる!」 という不安がのしかかってきます(笑) いやぁ、このデザインは良いなぁ。

 この時は5人でプレイしましたが、プレイ人数が多くても問題ナッシング。全然大丈夫です。
 他のプレイヤーは少ない時にプレイしていたようですが、それでも問題ないそうです。おぉ。幅広い。
 そして、ゲームは非常にシステマチック。ゲームしているっという雰囲気満点です。そういう意味でちょっとした敷居(段差程度?) がありますが、ゲームを初めた人がゲームを肌で感じるには良いようにも思います。一発目としては難しそうですが。。。さほど問題視することじゃないですね。

メイクンブレイクダイス

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メイクンブレイクダイス OKAZU Brand、OKAZU(林尚志)作、1~6人、20分

 まず、人数が集まるまで+待ち時間でお手軽なゲームをば。
 ゲームの雰囲気はメイクンブレイクと大差ありません。それだけ、コンポーネントにもルールにも製品に対して違和感無くデザインされたOKAZUさんの気遣いに感謝すべきです。
 手番になったら山札とダイスを受け取って、1分間ひたすら並べます。カードどおりに出来たら得点です。
 ルールだけ書くとそれだけなんですが、実際プレイしてOKAZUさんが相当頑張って造ったんだろうなと言うところが多々見られました。
 まずは、コンポーネント。
 カードの切り口は荒いのですが、カードの材質、取り扱いやすさは市販品のそれです。もちろん、角も丸いです。
 ダイスも丁度取り扱いやすいサイズになっていますし、カードに書かれたダイスとも1/1スケールですので、判別もしやすいです。
 そして、最大の苦労点と思えるのはカード構成。得点とお題となるダイスの配置が絶妙です。全く違和感を感じません。
 あー、この配置なら4点だな。けど、これなら2点ですよね。。 みたいに1枚1枚しっかり納得できる点数になっています。そして、妙に混乱させてくれる御代になっています。
 正直べた褒めですが、ほんっとそれくらい感動しました。
 大きさもコンパクトですし、時間もかかりませんし、そこら中のゲーム会、コンベンション、TCG大会でお目にかかることが多そうです。
 確かに完全なオリジナル創作ではないのですが、お題カードの苦労を考えると、それと同様なぐらい力の入った力作だと思います。

▼例会案内
◆spielplatzとは?/参加方法◆
 こちらをクリック

◆開催場所◆
 大阪市立北区民センター

◆開催日◆
2017年
 ・04月09日(日) 第2会議室
 ・05月21日(日) 第4会議室
 ・06月25日(日) 第5/6会議室
 ・07月09日(日) 第4会議室
 ・08月13日(日) 第4会議室
 ・09月18日(月/祝) 和室

◆開催時間◆
 10:00 ~ 20:30
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