ミノス Minos

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「ミノス」 Minos、Ravensburger、Jean Vanaise,Jean Claude Sohier作、2-4人、16歳以上、150分

 まず、プレイ前に、「なんでたなやんがこのゲームを買うかなぁ」 と言われたゲーム。
 見た目、ウォーゲームや陣取りゲームなのでそういわれるのも当然かもしれません(汗) でもね、やりたいアクションがあったんですよ。

 さて、ここで概要です。
 場所は地中海。ミノスってことなので、紀元前のお話かな。その頃の都市の興亡と戦争をテーマにした感じのゲームです。じゃあ、叩き合いかといわれれば、半分そう、半分はそうでない…… と思います。
 ボードには地中海の絵と都市建設の場所が描かれており、陸上は線と点で、会場は升目で区切られています。そして各プレイヤーに配られる人(護衛)コマと船(帆船)コマ。
 大体分かると思うのですが、帆船や人を移動させて、都市を造っていくんですね。で、人や船に対しては攻撃を行えるというおきまりのパターンです。

 じゃ、うちが何に惹かれたかと言えば、手番にするアクション。
 アクションが6つ書かれたダイスを6つ(7つ?)振るということです。もちろん何回かの振り直しは認められていますが、結構狙った目が出てくれないことがあるので、計画が狂う狂う(苦笑)

 ゲームとしては、帆船から始まって、都市に着いて都市建設(これもダイスで特定の目を出す必要があります)、そしたら、収入コマがあがって、収入(コレもコマの目)をしたり、新たな開拓に出たり。
 戦争ゲームというよりどちらか言えば開拓ゲームなのかもとか、今書いていて思った。
 まあ、この手のゲームでは終盤場所が無くなってきて戦争…… とかいうノリなんですが、このゲームはそうじゃなかったり。
 具体的にいうと、終了条件が「全ての開拓地に都市を作成し、砦が2つの都市で完成したら終了」 だったりするのです。だからあまり血なまぐさくない。さらに、勝利条件がすごくて「最も収入が多いプレイヤーが勝利します」 ってことなんで、みんな勝利点(収入)を上げに行く訳ですがそうすると自陣の他の場所が攻撃されてえらい目に(ちなみに攻撃もダイス。ちゃんどダイスので目が出なくては勝てないの(汗)) あったり、小さく固まっても収入がなかなか増えないので、停滞してしまったり。うまくその辺を動作させてプレイしていく必要がありそうです。
 さらに微妙に使い勝手がよいのか悪いのか分からない人コマ。
 会場に比べて陸上の移動は非常に遅いです。まあ、自然の成り行き上当然っちゃ当然なのですが。
 で、使えないかと言えばそうではなく、都市を守ったり、攻撃したりするには最適。

 ただ、このゲームの弱点…… と思うんだけど、1人のプレイヤーがわざと自分しか取れない開拓地を作って、自分が勝てるまでそこに都市を置かないような戦略に出た場合、長引いてしまうということでしょうか。
 まあ、そんなときは全プレイヤーから総攻撃をかけてしまえばよいのですが(苦笑)

 ちなみにこの時は3人でプレイしたため、ボードが広い広い(苦笑) 遠くまで行ったプレイヤーがものすごい収入を得ていたんですが、防御が間に合わず滅ぼされかねないような展開になってました(苦笑)
 やはり地道に固めて行くしかないのかなぁ。

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ターフマスターデラックス版 Turfmaster Delux

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「ターフマスターデラックス版」 Turfmaster Delux、AZA-Spiele、A.Norde作、2-8人、14歳以上、60分

 翻訳したはいいが、実はこの時が初プレイ。
 や、翻訳で手を抜いた訳ではなくて、読むだけで大体分かるものだったので。あと翻訳の方はページ指定があったので、そのまま翻訳したまでで……

 っと、こちらのルール説明をば。
 見たまんまなのですが、競馬レースゲームです。
 特徴の一つとして、カードとダイスを交互に使って移動させるのですが、一人当たりのカードが32枚しかない。さらにレースは3レース行う。というところです。
 毎レース10枚ずつ使って、オーバルコース等で競争するのですが、トップの方が厳しくなる順位によるカード使用制限(ペナルティ)や途中にある障害(指定移動ポイントの消費)等があって、そのやりくりが結構大変。
 そして、もう一つの大きな特徴は「ブロック」です。レゴでもダイヤでもありません……(ひゅー)
 これはお馬さんの頭身にも絡んでおりまして、この馬コマ。1マスに収まり切りません(苦笑) つまり、前後の2マスを1つのコマで占有することになります。
 そうして、お馬さんは前に走っています。いきなり横に移動とかいうライン変更は出来ません。つまり、1マス移動して、横に移動したら次は一定量移動した後にしかライン変更出来ないのです。
 これらが重なった上、コースのマスの綾により、進める進めないと言うものすごいキツキツ感が生まれます。
 ちなみにこれらのさらに上にコース上の障害まで来るのですから、結構たいへん。いや、たまに無理。

 無理というのはどういうことかと言いますと、カードプレイ時に障害の上で止まってしまうと、このラウンドリタイアとかなってしまいます。なので、どんなカードを残して進むかというマネジメントの部分が非常に難しいです。ちなみにこれらの他にダイス移動なんてものがあるもんだから、そのマネジメントも崩されていく……感じで(苦笑)

 ルールを読んだ時点で分かっていたのですが、このゲーム、大人数でプレイするのが楽しいです。
 で、今回は7人でプレイしました。

 1レース目。パパラ、パッパカパ、パッパカパー、パパパー↓ パパラ、パッパカパ、パッパカパー、パパパー↑(分かる人だけ分かってもらえたらいいです(汗))
 まず、全員プレイになれようということで、オーバルコースで障害無しというルールでプレイしました。
 ちなみに説明はしておりませんでしたが、各プレイヤーのカードは全員共通で、山札をつくってそこから一気に10枚引いてレースに臨みます。だもんですから、結構レースによって偏りが出てきて、「あ、今回はしゃがみや」 とか「今回は頑張らないと!」 とか出てくる訳です。
 そして、この時のうちの手札はというと…… どっち? や、頑張るんだと思うけど…… ほとんどのカードが8(平均)以上でした。
 お、そこの人。これなら逃げ切りとかで勝てるとか思ってませんか? そうは問屋が下りないのです。どういうことかと言いますと、ちょっとふれてました、「トップはペナルティがある」ということです。カードがあっても使えない……そんな予想をそこはかとなく醸し出している訳ですよ。初期手札から。
 しゃがみたいのにしゃがめない~ そんな感じでしたが、他にも同じような方がいらっしゃったらしく(苦笑)、共に苦しんでおりました。
 といいつつも、結果は2位。 コーナーでですねぇ、無理矢理外に広がって進んでました(笑) まあ、頑張ればなんだって出来るのかもしれないということで。

 で、みんな慣れたので2レース目は障害あり、3レース目は裏面という形で進んでいったんですが…… 長くなりそうなのでここで終わり。
 とりあえず、2レース目は2頭がリタイア、3レース目は最終コーナーが非常にあつかったとだけ言っておきます。うちはだんだんと活躍できなくなっていった感じでしたよ(苦笑)

クリッパーズ Clippers

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「クリッパーズ」 Clippers、Euro Games、A.R.Moon作、2-5人、10歳以上、90分

 リメイク元がGMTの「サンタフェ・レイルズ」というゲームです。違いはマップ(サンタフェ~は横長だそうで)という話。クリッパーズはさらにバランスを見つめ直してマップを変えた……と信じてます(苦笑) ゲームプレイでバランス悪いなぁと思わなかったのできっとそう。

 さて、ざっと概要を。
 ボードの左端に各旅行会社の航路の始点があります。各プレイヤーは手番にそれらの航路の内、適当な組み合わせで2本~5本を引きます。この幅があるのは、ラウンドの最初に各プレイヤー同士で何本引けるか書かれたタイルを取り合います。もちろん、5本が大人気…… な訳じゃないのがもう一つの要素、お金。
 航路を引くのにお金はいりませんが、航路を増やすのにお金がいります。さらには上記のタイルもお金を使います。じゃあ、お金はどこで手に入るのかと言えば航路を新しい島に接続した時にしかもらえません。
 お金的にぎっちぎちという訳ではないので、ある程度余裕は確保されているのですが、それでも初期は厳しい……

 ところで、勝利点はなんでしょう? お金? 違います。得点です。
 得点は各島に書かれた得点を基礎点として、そこの島に置かれたチップのプレイヤーに分配されます(写真では小さくて見難いですが、コンポーネントとしても直径5mmぐらいのチップなので小さいです(苦笑))
 チップは上記のタイルを取る代わりに配置できます。ただし、その得点に非常に注意が必要です。基礎点と書きましたが、基礎点×その島に接続している航路の色数が得点となるのです。
 先に配置しても誰も接続してくれなければ得点にならないのです。しかし、何本もの航路が引かれれば多くの得点が入ります。

 ゲームバランサーとして、初期配置で上記のチップがすでにいくつか置かれることになりますが、面白いようにきれいに分布しているので、その辺はさすが作者! です。

 ゲームとして、路線引きのタイルを買う必要は無いのですが、勝つためにはほぼ必須です。一気に引きたい場合、お金が不足している場合等々使わないと勝てません。
 さらに航路には引ける航路距離(つまり棒の数)にばらつきがあり、広げやすいもの、広げにくいものがあります。

 こうしてプレイを進めていくのですが、線路引きのゲームの重めな感じ。トランスアメリカ(トランスヨーロッパ)のように、気軽に配置は出来ません。ここに置いて、次あそこを目指して…… といった先験的な計画が必要になります。
 危うく航路を引きすぎて、他のプレイヤーに航路の方向を変えられるといったことなんかよくあります。島に接続するボーナスなんかもよく奪い取られて、奪い取って(笑)

 さて、この時はギガトンさん、よっしーさん、りんどうさん、うちの四人でした。
 全員未プレイということもあり、実際に島から取れる得点がどれほどのものかよく分からないまま、見極めようとしながらプレイ。大体の前半戦が終了した時点で、航路が半分行ってなかったり(苦笑)
 各プレイヤーの戦略というのがあまり見えきってませんでしたが、うちは「お金よりも航路」ということを念頭に、報酬の無くなるタイル(その代わりに航路が長く引ける) をメインに、長く長く航路を引いていきました。その甲斐あって、自分が取れる一番得点の高い島へ接続出来たんですが、他の航路も結構余っていて、みんなつなげた感じになりました。まあ、それからは色になるのですが、やはりこういうゲームは一人でつなげることが出来る訳でもなく、みんな大体同じぐらいの航路数つないでましたね。一番得点が高くなる場所に。
 後はそれらに乗れる限り乗るという展開。

 こう書いてしまうと、結構相乗りが多く、独り占めが少ないのでは? と思われるかもしれませんが、一度やればこの手のゲームがどういう方向で進ませて、どういう風に点数を取りに行けばいいか感じることが出来ると思います。
 実際うちも次やったら全く違う展開に出来ると思いますし、したいと思います。
 あっちつないでこっちつないで、ここはしゃがんで……しゃがんでも絡みに行って…… 等々。

 折角なので次はサンタフェ・レイルズの方がプレイしたいなぁとか思いつつ、手に入らないなぁと思いつつ。
 トランスアメリカで物足りないと思っている方には是非プレイしてもらいたいゲームです。線路つなぎゲームの悩ましさがダイレクトに来ますよ(苦笑) ちょっと昔のゲームの良さも体験できますしね。

ジャスト4ファン Just 4 Fun

「ジャスト4ファン」 Just 4 Fun、Kosmos、J.P.Grunau作、2-4人、30分

 2006年ゲーム大賞にノミネートされたゲームです。
 コマがあの「フォーカス」というSid Sacksonさんの名作に似ているという点でも記憶されている方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 ゲームとしては、多人数型4目並べ…… とか書いてしまうと誤解を100%招くので、もうちょっと掘り下げます。
 まあ、勝利条件は同じなんですが、コマを配置するのに工夫があります。
 コマを配置する場所には数字が書かれていて、各プレイヤー数字のカードを持っています。つまりは、手札からプレイしてコマを置く訳なんですが、プレイできるカードの枚数に制限が無いということ。
 これは逆に数字の小さいマスほど置きにくいということを示しています…… まあ、枚数は多いけど、大きい数字ほどじゃないと……思う。

 さらに、1つのマスに他のプレイヤーと2つ差を付けておくと、そのマスには誰も追加で置けなくなるというルールがあったり。
 こうやって、4マスの連続を作る訳なんですが、カード運と先験的な目線とが必要…… でも無いような。や、うちがプレイした印象をそのまま書いてしまうと、良い意味でも悪い意味でも「ファミリーゲーム」です。
 親が子供にゲームのルールを伝えるということがやりやすいゲームなんですね。
 いくらドイツがゲーム大国とは言え、小学生にちょっと複雑なゲームをインストするというのは難しい訳で、また同じ話でおじいちゃん、おばあちゃんにインストするのは難しい訳で。
 色々な角度から見ても「ファミリーゲーム」な訳です。

 そういう面から、ちょっと「燃える」ような展開にはなりにくいのが、特別好きになれないところなのかもしれません。ちょっと地味すぎるんですね。テーマも無いですし……

 この時は、うちのねらい通りに行けて、さっくり終了。まあ、3人だったからというのもあるのですが、4人でやると印象変わるのかなぁ…… うーむ。

ぐらじぇらんす 西野商店クリッパ事業部

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「ぐらじぇらんす」 西野商店クリッパ事業部、2~6人、3歳以上、5分程度

 このゲームをリアルタイムで販売されているのを見た人はどれくらいいたんでしょうか?
 や、タイトルからも分かる通り、これ、純粋な「国産ゲーム」です。知らない人は結構いると思いますが。
 古いゲーム? いや、うちは去年……かな、手に入れたのは。もう見ませんけど。あと、全て木製なんですよ。すごいですよ。

 さて、ゲームのルールは簡単。円盤には数字が書かれていて、1箇所穴が空いています。しかも、中心から妙にずれた位置に。
 さらに円盤には1-6の数字が。そして、手番プレイヤーにはダイスが。
 これで分かるルールというのもあれですが、ダイスを振って、出た目が見えるように上に円盤を置く「バランスゲーム」です。

 これですね、「すごい重心が分からない」 のです。
 結構攻撃的な積み方が出来るのですが、8枚も積んだ時には普通に置くのでさえ、混乱させてくれます。円盤なので、特に360度の方位でどちらに重心が寄っているかなんて見ようと思っても見れません(苦笑)

 ちなみに1ゲーム2分ぐらい。結構サクサク、結構瞬間。

 そして、最後に驚くべきは、コレ、2000円でおつりが来るんですよ。さらにマリオバージョンが少数存在していたり。こういうのが隠れた名作なのかもしれませんね。

スペースディーラー Space Dealer

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「スペースディーラー」 Space Dealer、Eggert Spiele、T.Stapelfeldt作、2-4人、10歳以上、30分

 このゲームは30分で必ず終了します。
 それを意味するところはうすうす感づかれている方もいるのではないでしょうか。

 このゲームのメインコンポーネントは「砂時計」です。この砂時計、良くできておりまして、「落ちる速度」がその度々によって異なるんです! ほんっと、もう、計算道理にいかないったらありゃしない。
 とか書き出すと、ゲームを知らない人にとっては何がなにやらってことになるので、説明を。

 ゲームのテーマとして、惑星間の交易というものになります。各プレイヤーは各惑星の商人となり、惑星で取れる資源を他のプレイヤーの惑星に持っていき、得点を得ます。
 もちろん、需要というものはある訳で、それは各プレイヤーが持っている生産設備に書かれています。生産するためにそれが必要っていう訳じゃなくて、「ほしがっている」だけです(苦笑)
 そして、ここで登場する「砂時計」。このゲームの基本は「砂時計」です。
 砂時計を始めることによって、惑星間の移動を行い、ひっくり返すことによって、資源を作成し、さらにひっくり返すことによって惑星の技術レベルを上げます。
 あ、ひっくり返すといっても、「落ちきるまで」 何があっても待たなくては行けません。コレもミソ。

 つまりは、30分という制限時間の中、限られるアクションを行うんですから、1つの間違いがえらいことになる訳で。
 この資源を作って…… あれ、いらないのか、もしや。
 あっちの惑星に移動して…… あっ! 先越されそうな感じ……
 えっと、次何を…… 適当にカードを引こう! ……あ、資源先だった!

 とかとか。ちなみに書いていませんでしたが、「カードを引く」にも砂時計が必要です。大変大変。
 さらに砂時計は60秒…… かな。本当に混乱します。え? え? えぇ……? みたいな感じ。

 わたわたしたい方は是非プレイを。
 ちなみに2セット併せて8人でプレイすることも出来ます。出来ますが…… どうなるんだろ?(楽しみ)

 ちなみに、この時の初プレイでは細々と運んでいたんですが、やはり駄目ですね。漢ならどかーんと行かないと(字が違うとか言わない)

 実は必ず30分で終わるので、短時間ゲームです。結構な回数が出来る上、しかも内容が濃い。そういう意味で小気味よいゲームです。大賞も夢じゃない?

テンプテーション  Engel & Bengel

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「テンプテーション」  Engel & Bengel、Ravensburger、3-6人、10歳以上、60分

 FX Shumidtから出ていた「ギャンブラー」というゲームのリメイク。
 この「ギャンブラー」というゲーム。リメイクされて「天使と悪魔」になっていることからも分かるように、非常に「ギャンブル」してません(笑) 基本ダイスゲームですから。

 さて、このゲームは達成型ダイスゲームです。
 全員共通のお題が場に出ていて、それを各プレイヤーが順番に手番をこなして、得点を得ていきます。
 これに駆け引きがあるから面白い。
 例えば、5が5つそろった時に揃えたプレイヤーに50点が入るお題があるとします(念のため、お題は一度に複数指定されます。その中の一つでって話です) これを埋めるためにせっせと1つ目の5を置くという行為は出来るだけさけたいものです。 何故か? それは「最後の1つを置いたプレイヤーが得点を得る」 からです。
 つまり、経過は関係なくて、その結果が重要なんですね。いやな社会を見させられているようだ(笑)
 また、ゲームにはこういうプラスのお題以外にマイナスのお題もあります。
 これは「振ったダイスが1つでも置ける場合、必ず1つ置かなければならない」というルールが効いているのです。ダイスを二つ持っていて、1つでも5が出れば50点、けど、1が一つでも出たらマイナス100点なんてこともあります。

 ゲームとしては非常にわかりやすく、燃えやすいゲームです。
 そういう意味で愛好家は結構な数いらっしゃるんじゃないでしょうか?

オルトレマーレ Oltremare

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「オルトレマーレ」 Oltremare、Mind the Move/Amigo、E.Ornella作、2-5人、10歳以上、60分

 国内で過去にすごいブームがあったゲームです。
 箱がすごく柔いとか、輸入しにくいとか、中がぎゅうぎゅう詰めだとか、ボナンザみたいだとか色々言われていましたが、これはそれをAmigoがリメイクしたゲームです。
 ルールも若干の変更を加え、前のルールで「なんで?」と言われていた部分が修正されているそうです。うちはコレしかやったことがないので、確信がありませんが。

 さて、見たまんま、各港に寄って荷物を積み込んで、最終的に得点を稼ぐゲームです。
 イメージとしては、海外に買い出しに行って、買うだけ買って、国内に戻ってきて売りさばく感じでしょうか(苦笑)

 といっても、数量が多いとそれだけ価値が上がるという、事実から考えれば「あれ?」 的な疑問が残りますが、そこはそれ、それはあれ。気にしてはいけない。

 ルールは若干古典的っぽく感じます。
 手番にはカードを指定されただけプレイして、自分の荷物とします。荷物となったカードは重ねられ一番上が表向けられます。
 この表向けられたカードには山のようにアイコンが書かれており、今回の荷物の積み込みで生じたイベントが書かれており、さらに次のラウンドの手札条件、強制のカードプレイ枚数が書かれています。
 ちなみにカードにはさらに、同じ商品が重なった時の価格(多ければ多いほど上昇率が上がる)なんかも書かれています。
 で、手番には交渉が出来ます。手札の交換、譲渡が出来るんですね。
 でもね、ゲームボード上の船は離れている訳ですよ。何故に交換が……

 とまあ、微妙につっこみたいところが満載なこのゲームなんですが、うちはかなり好きです。
 次のラウンドへの準備、手札の改善、上記では触れていませんが海賊船の扱い等々、結構翻弄されます。
 そして、このゲーム会社特有の「色々やるんだけど、ほんの小さな差が勝利を呼び込む」 ような感じで、非常にうまく立ち回る必要を迫るというぎりぎり感。

 正直このゲームはカウンティングや場の流れが見えれば見えるほど楽しくなっていきます。ただ、カードをプレイして、他のプレイヤーにカードをプレイさせるとかじゃなくて、あのプレイヤーがあれを集めている。ということは合計点数これくらいになって、自分はこれくらいだから点差はこれくらいで…… みたいな。
 ある意味そこまで求めているような敷居が高いゲームなのですが、逆に軽い場合で交渉を楽しむようなプレイングも可能という妙な間口の広さを持っている気がしています。

 この時は初プレイということもあり、上の楽しみ方をプレイ後に見つけることが出来たのが限界。ゲーム展開としては、希少価値の高いものをせっせと積み込んだプレイヤーが逃げ切ったというすごい簡単な結末でした。
 このゲーム、やり込まないと全然楽しくならないようです(苦笑)

陰謀 Kabale und Hiebe

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「陰謀」 Kabale und Hiebe、Hans im Gluck、L.Stepponat作、2-6人、8歳以上、30分

 特殊カードだけで作った得点カードを取り合うゲーム。
 問題はその特殊カード というところが敷居になっているのは明白っぽいですが。

 概要ですが、ざっと言うと得点カードの前に各プレイヤーカードをプレイしていって、そこの合計数で最も大きい数字のプレイヤーが得点カードを取るという、そこら辺のルールではすごいシンプルです。
 けども置くカードが「数字のみ」が存在しないぐらい特殊カード三昧。
 といっても、カード同士の組み合わせや、枚数による優劣に変えたり、列をカードが移動したりとそういう感じです。

 言ってしまうとアレですが、「どこかで見た」ようなルールです。特殊カードもそういう感じ。
 逆にそういう特殊カードだからこそ、多くてもゲーマーはなんとかしてしまうというオチがありますが(笑)

 ゲームとしてはコンボのようにカード効果が発生したり、あっと驚くような逆転があったりとしますが、うちのようなちょっと「ゲームをやりすぎている」人には物足りないのは確かです。そういう意味ではこの手のHans im Gluckのゲームでは敷居を低くしたつもりのようですが、前述したように特殊カードのあまりの多さについて来れていないプレイヤーが出るのも確か。うーむ、瞑想気味かなと思わせられていたり。

 ちなみにゲームのポイントとして、最後に置いたカードは裏向けなんですが、このルールもどこかで見たような……(といっても、現状で全く新しいルールを作るのは本当に大変)

百科審議官 Encyclopaedist

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「百科審議官」 Encyclopaedist、Josee-Design、千石一郎作、3人、12歳以上、30分ぐらい

 2006年のゲームマーケットで発売された同人ゲームです。
 ゲームとしての出来は市販ゲームとして出ていて問題レベルと思っています。

 さて、持ち上げたところで(苦笑) ルールの概要を…… どこまで言っていいんだろうか(コレ、ゲーム無くてもゲームできます)
 各プレイヤー何らかのお題を持ちます。で、各ラウンド名詞を言ってそれがどこに当てはまるか見ていき、勝利条件を満たしたプレイヤーが勝利します。そして、3人専用です。
 論より証拠、百聞は一見に如かず(共にちょっと違う) とりあえず、以下の今回のプレイ例を。

 今回も、というか3人専用なので3人プレイで、ウィンさん、奈Ra県民さん、うちです。で、判定される名詞は「くじら」 でした。
 ウィンさんの書いたお題には入らない、奈Ra県民さんも入らない、うちは入るということで、うちだけの領域にそれが書かれた付箋が貼られます。

 まあ、そういう感じのゲームです。
 相手がお題に何を書いているかというのを直接当てる訳ではないので、類推でなんとかなるというところもこのゲームと特徴でもあります。逆に弱点として判別しにくすぎる状況も発生する訳で……
 ただ、それだけでプレイしないというまではもったいないぐらいのゲームです。

 似たゲームとしては「バルバロッサ」や「ピクショナリー」かなぁ…… どうなんでしょうか? 正体当てということでそういうことになるのかな。
 個人的な話ですが、多人数チーム戦とか出来ないかなぁと思ってます。ほら、どっちかっていうとパーティーゲームみたいだし。

 どうでしょうか。

パトリツィア Patrizier

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パトリツィア Patrizier、Amigo、S.Schacht、2-5人、10+、45分

 最近のシャハトさんのゲームです。
 プレイ後の感想を先に書くと、「これ、なんでAmigoから出てるんだろうね?」 ってことです。Abacusから出ていれば全く違和感がなかったものを。

 ゲームジャンルは陣取りに入ると思います。
 ボードには8つ程度の場所があり、カードにその場所が書かれています。
 そして手番にはカードをプレイし、対応した場所に自分のタイルを置きます。補充は買う場所にカード置き場があり、表を向いて補充用カードが1枚だけ置いてあります。取られたたら山札から補充されます。
 まあ、つまりは陣取りで多数を取りたいんだけど、補充もしっかり考えてプレイしなければならないということです。
 さらにはプレイするカードに全て1つ特殊効果が書かれています。さらにコマを1つ配置できたり、好きな場所から補充できたり、もう一つの得点源となる貴族がかかれていたり。
 それらを操りながら得点を上げます。

 このゲームの酷く感心したところは、一番重要なのは「補充だった」 ということでしょうか。このゲーム、山札を使い切ったらゲームが終了します。つまり、山札分しかプレイできないということです。シャッフルが無いんです。カードは一期一会なんです(そんなにすごいものなのか)
 これ、かなり大事です。
 もちろん、自分と競い合っているプレイヤーとのカウンティング要素もあるのですが、それ以上に「限られた回数のプレイ」 の中で、それを実行できるというウェイトが非常に大きい。
 例えば陣取りなんだから8つ全てではなく3つ~4つほどへ目標を絞るとします。ただ、それでは補充がよほどうまくいかない限り、固めることは出来ません。それをさらにプレイ回数が限られている中で行うのですが、自然と補充の重要さが増します。
 そういった点が非常に良くできているなと感心させられるところです。

 とまあ、ほめてはいるのですが、1点。
 派手さが足りない…… キースリングさんでも手を貸してくれないものだろうか とか言っていた人もいたり(笑)

マ・ニ・キ Ma Ni Ki

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「マ・ニ・キ」 Ma Ni Ki、Dominique Ehrhard、1-10人、8+、20分

 キ・キ・ロとか謎な言葉を発するゲーム。いや、パズルゲームなんですけどね。
 テーブルの中心にボードを置きます。ボードには2つの台が書いてあって、そこに木で作られた動物コマ(かわいいと思います) が置かれています。
 そして、ボードの横にはそれらのコマを動かすために発しなければいけない言葉と共に図があります。例えば右の台にいる一番上のコマを左の台に移すには「ロ」といいます。同様に「マ」、「二」、「キ」等があります。
 分かってきたかと思いますが、ラウンドの最初にお題カードがめくられ、それと同じように動物を言葉だけで移動させます。誰かが言葉を発した後、それの検証に移ります。
 正解していればタイルをもらえますし、不正解ならもらえません。

 このゲーム、慣れてくると同じような言葉続くのが減点される原因ではないでしょうか。その辺がゲーマーにとってマイナス要素なんだと思います。かといって子供にこのゲームは若干難しく、飽きられやすそうなイメージもあります。
 そういう意味で、ゲーマーは何らかの追加制限を、子供にはもうちょっと分かりやすくといった処置が必要かもしれません。パズルでかわいいのがいいのですが、ちょっと場が小さすぎたのかも。
 ま、ごちゃごちゃしていたらそりゃ、もうゲーマー専用になってしまうんですけどね。うーむ。

ブロックスデュオ Blokus Duo

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「ブロックスデュオ」 Blokus Duo、Sekkoia, Beverly、2人、7+、15分

 あのブロックス。なんかとうとう発売されたそうですね。ばかでっかいやつ。イベント用にほしいぐらいでしょうか(笑)
 さて、こちらはそれを縮小化して2人用にまとめたゲームです。
 ブロックスからの主な変更点は、1.開始位置が端っこじゃない。2人用に新たに作ったのでタイルのサイズが違う ってところでしょうか。
 まあ、このゲーム自体懐が異常に広くて、ちょっと変えるだけ(例えば開始位置) でかなり異なったテイストがあるのでその辺りをうまく利用した変更ではないでしょうか。
 今回はプラッツで2人用アブストラクト好きといえばこの人というほむさんと対戦。実を言えば単なる時間合わせだった訳ですが。
 結果はぎりぎり勝利。やはりこのゲーム、慣れた人ほど笑って絶望を味あわせてくれる手を打ってきます。その辺がやはり楽しいのですが。
 ブロックスは大きいからパス(置くところがないからとかであると思います) という方にはお勧めです。時間あわせとかでもプレイできますからそういう意味でサークル向きっぽいですが。

食器洗いゲーム

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「食器洗いゲーム」 4人

 一部では伝説のゲームですね。英語版…だっけ? あれってほとんど存在しないそうで。
 んで、こちらはフランス版。こちらはそこそこあるようで。って、日本に10個ぐらいってそこそこなのだろうか?(もう感覚が……)

 ゲームは非常に単純なんですが、いろんなジレンマがあってこうだったらあーでとか、カウンティングとか非常に悩ましく出来ます。悩ましいのが腰のラインとかどうとかいう話ではなくて。
 概要ですが…… とうーん、このレポート内の概要ってもう少し詳しく書くべきなんでしょうか。ルールが細かいところまで分からないようにわざと適当に書くことが多いんですが、分かりにくいだけかなぁとかとか。ふーむ。
 タイルには両面に皿の絵が書かれていて、表にはディナー(メインディッシュとかワインとか)、もう片方にはそれを食べた後の汚れた皿が描かれています。汚れた皿のほうには皿に四色のいずれかの色がついてます。
 これは全部で6種類4セットあって、表を向けられた状態で各プレイヤーに1セットだけ配られます。
 色は分からないように混ぜられた状態です。

 その後、各プレイヤーは手番時に 自分のタイルを裏向ける もしくは 自分の裏向けたタイルを同じ色・種類のタイルの上に乗せる を行います。こうして、自分の前から食器をなくして行き、最初になくなったプレイヤーが出た時点で終了。手元にあるタイルの枚数がマイナス点になります。翻訳されたルールには複数回の明記・減点などはありませんが、ものすごくあっさり終わってしまうので、何回かプレイして総合点を比べたほうが面白いと思います。

 さて、展開は簡単なので省略しますが(負けました↓)、戦略・手法等ボードゲーム特有のテクニックをいくつも秘めています。
 1つは簡単にカウンティング。各種類どんな色が残っていたかを気にすることは非常に重要です。んが、皿は複数種類あるのですが、似た形なので非常にだまされます(苦笑)
 もう一つはいつどの皿をどの上に載せるか ということ。カウンティングにも繋がるのですが、今これを何も考えず対戦相手に置いたら、自分に必ず帰ってくるだとかそういう場を読む能力も求められます。

 非常に単純な中にさまざまな要素が含まれているゲームです。ただ、KOSMOSのホーラムロマナムよろしく悩まない人にはつまらないゲームだと思います。そういう意味でゲーマーズゲームだと思います。

ゼロの恐怖 Null & nichtig

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ゼロの恐怖 Null & nichtig、Amigo、R.Stockhausen、3-5人、8+、30分

 トリックアンドテイクの怖さを表現したゲーム。
 そう、「トリックを取らされる」怖さを。

 カードは配りきりです。多分。人数分だったかも?
 カードは0が2枚、10が2枚で、後は1-9の数字のカードが6色分?あります(記憶があいまい)
 後はメイフォローのトリックテイキングです。メイフォローなので非常に「取りやすく」、「取られやすく」出来ています。
 そういうわけなので「取らされてなるものか」とどっきどきです。特に「お、儲け」 と思ってトリックを取ったが最後、周りがにやりと笑います。リーダーはカードを取らされやすいんですよ(苦笑) 0も多いから、0リードで取らされることもあるしね(ニヤリ)

 そういう訳でタイトル通り「0が恐怖」です。

 ひえーとか言いながらプレイしてました。

バンジー Bungee

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バンジー Bungee、Amigo、H.Shafir、2-5人、8+、30分

 おお、これは。と思ったカードゲームです。
 カードには1-10+バンジーカードがあります。6は赤いです。8はやたらめったら入ってます。
 各プレイヤーにカードを5枚ずつ配り、手番を時計回りに順々に行います。
 手番はドロープレイ。ドローは捨て山の一番上か山札の一番上。ってーことで、上家は捨て札に気をつけろ!
 ちなみに捨て札時は「同じカードなら何枚でも捨ててOK」 ってことです。気をつけろ!
 赤い6はスキップの効果がある。気をつけるんだ!(飽きた)
 バンジーカードは0だが、失点として食らったときは10点だ。危ない!

 ということをして、手札が5点以下になったら「バンジー」の宣言が行えます。最後の1順を行って最低得点のプレイヤーのみ失点なし。他のプレイヤーは手札の数字の合計が失点となります。

 正直に先に申せば、これはKniziaさんの名作「ゼロ」に雰囲気が非常に似ております。ルールは全然違うけれど、プレイ順が同じなんですね。
 まあ、あっちは山札無いけど。

 そういうゲームなので、「はずれ」はありません。んが、「ゼロ」と「バンジー」は好みの差で購入するほうが決まるんだろうな、 とか。
 といっても、「ゼロ」を手に入れるのは至難の業かもしれない。某雑誌(本当にタイトルを忘れた)の付録として付いてくるんですけどね。ゼロ。

 という訳で、「ゼロ」が微妙に嫌い。という人にはお勧めできるかも。あっちよりはガチじゃないしね。

マウアーバウアー Mauer Bauer

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マウアーバウアー Mauer Bauer、Hans im Glueck、L.Colovini、2-4人、75分

 こちらも念願かなってプレイ。
 Leo Coloviniさんのゲームはプレイしておかないと非常に公開します。生きた心地がしませんよ(イイスギダ)

 このゲームは基本エリアの配置系。だけど陣取りじゃないよ っていう相変わらずの「変化球」のゲームです。実はこっそりとファンが多いゲームでもあるようです。連続のプレイは遠慮したいのですが、たまにプレイしたくなる良作というやつなのかもしれません。
 ボードは3角形が所狭しと描かれています。まあ、写真を見てもらうほうがいいですが(表現が微妙なので)
 手版にはダイスを振って、境界のコマを置いて、その両横に塔を建てて、ダイスの出目の建物を置いて、得点カードを任意で全員使って、次のプレイヤーに移ります。
 まあ、手札に得点方法が書かれていて、それが「丁度いい具合」になったら使って、得点を稼ぐゲームなのです。
 カードには「囲まれていない場所にある家の数」を基礎点にするものや、「塔を基本にするもの」、「囲まれた土地の大きさ」などがあります。カードは使ったらちゃんと補充されますので、ぐるぐる使いまくりましょう。この辺が非常に気持ちよいです。潔いです。
 得点方法の詳細については、避けます。なんせ種類が多い。覚えようと思ったら系統だっているので簡単なのですが、それを口で説明するのは結構大変。グラフィックがあったら結構簡単なんだけどね。口でいうよりルールを読んだほうが分かりやすい類です。
 サマリがあればなお良いですね。
 ゲームはカードをがんがん使った亀ちゃんが引っ張り、他のプレイヤーがそれについていく感じで終始しました。けど、最後一気にまくったプレイヤーがいたような、いなかったような。
 そういうことですので、「決して諦めてはいけないゲーム」でもあります。結構うまく回れば大量得点を起こせるので、波にいかに乗るか。それがポイントとなってきます。
 とはいっても設置されるもの(場所では無くて)はダイスで決まるのでそれは運を天に任せるしかないのですが。
 Leo Colovini節炸裂ですね。

テーベの東 Tieben

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テーベの東 Jenseits von Tieben、Queen、P.Prinz、2-4人、8+、60分

 ほぅ。ようやくプレイにこじつけましたよ。今年のゲームに(笑)
 実はこの時7歳のお子さんがこのゲームに非常に興味を持ちましてプレイすることになったんですが、これ、ドイツ版だけ8歳以上なんですね(苦笑) Rio Grande版は12歳以上。
 プレイ中に気づいたんですけども、「いっとけ」 という勢いの元、ゴー。 だって、ほとんどインストしちゃった後なんですもん。お子さんにはお母様が付いておられたので、なんとかなるかなぁという軽い気持ちで。
 そんなことよりも、「うちも初プレイなんだよ!」 って感じでしたので(苦笑)<余裕がなかったともいう

 ちょっと前に一斉を風靡し、非常に好みが分かれるゲームということでした。まあ、能力を上げてもあげても引けない人は引けないんだもんねぇ。
 さてり。
 テーマは考古学。遺跡を掘ってお宝を見つけようというゲーム。知っている人は知っているかもしれませんが、「ドイツ人はそういうことが好き」だと思います。ベルリンにエジプトのごっつい門とかあるし、ミイラも棺も。
 同様にフランクフルトにもあちらにもこちらにも。発掘マニア心があるに違いない(自分と同じにしちゃいけない)
 完全に道を外れますが、ドイツの教会には「秘法」すらあるんですから。こういうノリは好きな人たちなんですねぇ。

 ゲームは時間の消費によって展開されます。全員2年104週(点)分の持ち点があり、これを消費して、カードを手に入れ、遺跡を発掘します。
 ボードは2つの地域に分けられます。
 つまり、本や学習を行って、発掘を有利に進める都市部。もう一つは言わずもがな遺跡地帯です。
 遺跡はエジプト、ローマから始まりギリシャ方面の遺跡が点在します。これらは全部で5箇所。そして、用意される袋が5つ。中にははずれチップとお宝チップがあります。
 大体見えてきていると思いますが、カードには引ける回数を増加させるもの、引ける回数表示装置(という名の円形ボードを2つ重ねたようなコンポーネント)を強化するもの、まあ、つまり短期間で引ける回数が増えるってことです。カードの能力を総じていうと。まあ、一気に移動できたりするものもありますが。
 そう、移動も時間をとられるのです。考古学者の第一の敵は時間です。時間はみんなに限られており、その中で出来る限り遺跡から発掘しないといけないんです。
 その第二の敵がその発掘。
 まあ、仕事そのものなんですが、袋には14枚ぐらい…だっけ? 「スカ」が入っています。これは引いても戻されるのでどんどん成功率が下がります。ひゃぁ。
 こうして、時間をかけながら発掘を行い得点を競うのです。

 このゲーム、何が楽しいかって、「引く瞬間のどきどき」 です。
 おみくじやがらがら(っていいますよね?) が好きな人って覆いと思います。そういう方向けのゲームであることは間違いありません。
 後、良いところはプレイヤーの腕に寄る部分があまり大きくないって言うことです。
 カードを集めるのは枚数を教えれば結構すんなり分かるものですし、なんといっても「引けばいいんだろ! 引けば!」 ということです。友人の一人に言わせれば勝負事は何事も50%。勝つか負けるかですよ。 ということなので、「引けばいいんですよ!」
 余談ですが、このゲームによく引き合いに出される「Line 1(一号線で行こう)」もあります。最後ダイスのレースなんですよ(笑)
 個人的にはあれに比べればこのゲームのほうが圧倒的に好きです。なぜならダイスを振るよりも「よく分からないものを引き当てる」のが好きだからなんですが。
 そういう意味で、結構好き嫌いがはっきり出るゲームですよねぇ。

 この時はそのお子さんにさっくりやれました。なんだ、あの「欲」が前面に出ても引ける能力は!? おっちゃんもほしいぞ。

キャラバン Karawane

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キャラバン Karawane、Ravensburger、3-5人、45分、12+

 これを購入したのは忘れもしない雨のドイツ、そして野外のフリーマーケット(笑)
 いやー、ドイツ人根性ありますね(自分のこと棚上げ) まあ、フリーマーケット特有のパーツ足らずもあったけど、プレイは何とかできるレベルだし、まあ気にしない気にしない。

 さて、Ravensburgerの古典(といっても90年代前半?)です。
 ゲームは大きく3ラウンドに渡る競りです。
 ただし、各ラウンド使えるお金の数を「一番最初」に決めます。この一番最初は「ゲームの開始前」、つまり最初に大体のゲームの流れを予想するのです。マス目も最初の1ラウンドが「中」の距離、次のラウンドが「短」の距離、最後が「長」の距離になってます。
 ただし、得点は最初から最後に向かってどんどん得点があがっていくように作られています。

 競りの方法は握りこみ。最も握ったプレイヤー(タイ含む)はプレイ人数分のマス、後は握った枚数が少なくなるにつれ、プレイ人数分-1、プレイ人数-2、プレイ人数-3… となります。

 後は途中に特殊マスがあって、「勝利点」が増えたり減ったり、せりに使う「お金」が減ったり増えたりといった結構シンプルな構成をしています。

 でも、これが結構面白かった。
 最初に分けたお金を予想しながら、今握っている枚数を予想する。そうすると出てくる。
 いっせーのーで  5 1 1 0!
 とか
 いっせーのーで 2 0 0 0 とか。

 何かいろんなところを読みきって頑張る必要があるといいますか。

 もちろん、 5 4 4 1 とかある訳で(汗) こういうときは頑張り時を読めなかったといいますか(苦笑)

 この時は4人プレイで延々接戦を繰り広げていました。
 最後だけ一人に突破された感がありますが、よくよく考えてみれば「最後にどれだけ力を温存しておいて」、「残りは残りかすでも全力で読みきって頑張るというなんともごっついゲーム」ってーことなんですね。おー、ある意味燃える展開。
 これはこれで、最後の握り合いが複数回あるのでそれはそれ。あれはあれ(何を言っているんだ)

 まあ、気軽にせりをしたい時にはいいかも。うちは好きな部類ですねぇ。
 ちなみにこれって逆に前半、中盤頑張っても勝てるんだよね。きっと(笑) はてさて、皆さんはどこで頑張るんでしょうねぇ(笑)

▼例会案内
◆spielplatzとは?/参加方法◆
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◆開催場所◆
 大阪市立北区民センター

◆開催日◆
2017年
 ・09月18日(月/祝) 和室
 ・10月09日(月/祝) 第2会議室
 ・11月12日(日) 和室
 ・12月03日(日) 第3会議室
2018年
 ・01月07日(日) 第2会議室
 ・02月11日(日) 和室
◆開催時間◆
 10:00 ~ 20:30
(11/12のみ 13:00 ~ )

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