エルフェンランド Elfenland

「エルフェンランド」Elfenland Amigo Spiel、Aran R Moon作、2~6人、120分
これも「シット」同様敬遠されがちなゲーム。
まあ、原因は多分 地味だからでしょう。予想ですけどね。あと、時間かかるし、地味に。
プロット型、4ラウンド性、やることは結構単純。少マネジメント性。
さあ、狙いはどの層だ?(苦笑)
概要~
ラウンドの順番が非常に覚えにくいゲームです。
最初に手札を8枚配ります。その後に、タイルを4枚ぐらい引きます。タイルを街と街とをつなぐ道に置きます。カードを使って自分のコマを街に進めて自分のチェックポイントコマを取ります。
これを4ラウンド繰り返すんです。ええ。
ゲームの目的は各街に置かれたチェックポイントコマを集めること。「一筆書きゲーム」とも言われています。
移動は置かれたチップと同じマークのカードを出すことによって移動できます。ただ、移動方法にも向き不向きがあります。猪やら風で走るチャリンコは平原を素早く移動できますが、オークのおっちゃんはえっちらおっちら、カードが2枚必要となります。んが、砂漠だっておっちゃんは越えます。ほぼオールマイティーに見えるドラゴン。大概のところを1枚で移動します。森は体が大きいから2枚必要です。
この他に、ユニコーン、雲、イカダなんてのもあります。
そして、どうしても渡りたい時の奥の手。キャラバンがあります。これには3枚カードが必要ですが、タイルが置かれている通路であればなんだって越えます。勢いってやつです(嘘)
この他に道を進みにくくさせる倒木タイルもあります。
このゲーム、正直展開は地味です。
それでも悩まされる部分は非常にあります。自分のコマの回りに手持ちのチップをばらまくのか、遠くのネックになる部分から置いていくのか、近くにいるコマのプレイヤーは誰か、そういう分析していく部分も楽しいやね。
ただ、そういう部分緻密な部分が勝つには重要な位置を占めているので、適当プレイでトップを有利にさせてしまって場が沈んだりすることもあります。この辺が特に嫌われている部分かもしれません。
思うに、このゲームはソロプレイみたく、1人で戦うのではなく、ここにこれ置けばトップ困るんじゃないの~ とか、助言やら口出しやらをしまくって戦うのが楽しいんじゃないでしょうか。
遊びに真剣は付き物ですが(オイオイ)、こういうゲームでは緊迫した雰囲気よりも、わいわいやる方がいいと思います。
黙って誰も気付かないところを攻めて勝つのは、その当人にとって面白いと思いますが、それ以上にみんなでがやがややった方がみんなで面白いと思うんですよ。1人で思っているかもしれないけど、そうだと思うんすよ。といいつつ、エルフェンランドをやりたいというオーラを出してみる(笑)
この時は結構緊迫してしまって…… どうしてかなぁと考えさせられる元になりました。勉強になりました(ペコリ)
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