プエルトリコ Puerto Rico

「プエルトリコ」 Puerto Rico、alea、A.Seyfarth、3-5人、12作、120分

 近年希に見るビッグな個数販売されているゲームではないかと思います。未だに再販されているみたいだし。
 ただ、それだけ作ってもカタンには敵わないんだろうなぁ(カタンはやり過ぎの感があるぐらい出てます)

 さて、ゲーマーズゲーム、攻略サイト、定石、戦法、エクセルゲーム、PCゲームなんかが出るぐらい数多くの人に考えられ、検討されているゲームです。発売されて大分経ちますが、未だに愛好者衰えずです。

 このサイトを除いている人には説明不要ですね。
 一応簡単にだけですが、プランテーション開発ゲームと言っていいのか悪いのか。
 各プレイヤー自分のボードを持ちます。
 そこに工場や施設を建て、人を雇い、働いた産物を輸出して得点を得る。 そんな感じです。
 ただ、点の取り方はそれだけではなくて、建築物からも入ってきますし、やり方が色々あります。

 発売当初、spielplatzでも流行し、そこらここらで卓が立ち、大会も行いました。それだけ面白いゲームだったということです。
 ちなみに「嫌いな分野だけど、面白いものは面白い」 と言わせられるぐらい良いゲームですね。普通にプレイして「嫌い」 と言われる方は少ないかと思います。まあ、初プレイで「定石と違うからやり直せ」 とか言われない限りは(苦笑)

 余談ですが、うちはこのゲームについて戦略やらなんやらは全然分かりません。そんなにプレイしていないと言うこともあるのですが、1つのゲームをそこまで掘り下げたことないというのもあります(苦笑)

 とりあえず、プレイしたこと無い方は毛嫌いせず、やってみることをオススメします。良いゲームですから。

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クフ王 Cheops

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「クフ王」 Cheops、Hans im gluck、Kraus Paal作、3-5人、10歳以上、60分

 結構初期にプレイして、「これは面白い」 と思ったゲームの1つです。多分パズル要素が気に入ったんではないかと(苦笑)

 さて、さっき言った通り、パズル要素満載のゲームです。

 テーマはピラミッドを盗掘に来た家族がお宝を取りまくっていくんだけど、宝物の価値は市場の状態でコロコロ変わるので、それを上手く操作しながら盗掘しようと言うゲームです。

 手番にすることは手札の家族タイルから1つ取って、ボード上のピラミッドの下から「空中に浮くことがないように」 配置していくと言うことです。
 配置ルールにはもう一つあって「同じ種類のタイルは隣り合わない」 ということです。
 各プレイヤータイルを持っている訳ですが、全部あわせても4種類しかないため、結構頭を使います。

 そして、さらに悩ませてくれるのが宝石の相場。
 ボード上部(写真は右)に宝石が置かれていて、その下に大きめのタイルが置かれている場所があると思います。大きめのタイルがその宝石の価値を現す得点表となります。

 基本的には宝石を取ったら、そのまま、自分のものにするか、それをその場で売るか出来ます。売る場合は10程度にしかなりません。
 持っていた場合は最後の宝石の価値で、その価値が決まるのですが、宝石の価値を上下させるのはさっき10程度で売った宝石に左右されます。
 つまり、宝石の価値を上げたいけれど、それを売ってしまうと手元に宝石が残らない。けどこのままだったら、次に宝石を取れる場所はピラミッドの上の方…… けど、この宝石はあのプレイヤーに総数を負けてる…… うーん。

 そして、さらに悩ます原因の一つに「ピラミッドを盗掘しきれない確率」 があります。どういうことかと言いますと、タイルの補充は4種類の中からランダムになるのです。
 つまり、偏りが生じる可能性があるのです。さらに終了条件として、「誰かがタイルを置けなかったら」 なんてことが書いています。
 そういう偏ったプレイヤーによっていきなりゲームが終了してしまって、「予定で取るはずの宝石」 が取れない なんてことが起こりえるのです。というか、起こるのです。

 という訳で、結構ガチです。

 んが、それを補うかのように特殊タイルがあります(補っている…… というより、変化を付けているかも)
 特殊タイルには「この色の宝石は売ることしか出来なくなる」 だったり、「この宝石の価値は○○となる」 といったようなものまで、最後の収支に左右するものが結構あります。おかげで結構ドキドキだったりします。
 この手のパズルゲームでよくあるんですが、特殊カードがゲームを台無しにしてしまう というものではありません。特殊タイルは特殊タイルらしくちゃんと機能します。ある意味、それは価格表の突飛な付け方にも由来していそうですが、それはそれ。結構納得の出来る出来です。

 ガッチガチのパズルにしたくなかっただけかもね~(Hans社が)

プエブロ Pueblo

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「プエブロ」 Pueblo、Ravensburger、 M.Kiesling,W.Kramer作、2-4人、10歳以上、60分

 名作産みの二人が作った名作ゲーム。
 その値段と「木じゃなくてプラスチック」な部分で多分減点されてしまっている立体パズルゲームです。見た目ルミと似ていますが、そのプレイ感、考えることは全く違います。というか、逆です?

 さて、テーマを読むとちょっと笑わせてくれます。
 オーストラリアのある部族では、隠すことが名誉と思われているらしいです。
 その部族の長がこういいました。

「巨大建築物 プエブロを作ろう。もちろん、最も自分の建築物を隠し通せたやつが最も素晴らしい建築家じゃて」

 という訳でプレイヤー達はよく分からない建築物「プエブロ」を作ることになりました。

 えーと、うろ覚えですが、確かこんな話だったはず(間違ってたらごめん。持ってないのよ(汗))
 概要は写真右端に移っているような形のブロックが多数あります。それを写真のように自分の前に置いて、端から使っていって、最も原点の少ないプレイヤーが勝ちます。

 さて、その詳細。
 手番には自分の色のコマ、もしくは肌色の中立のコマを盤面(右ボードです。左は得点ボード)のマスに合わせておきます。この時、空中に浮くように配置しては行けません。
 その後、白いコマ(村長)を1~4歩動かします。村長がいるラインにあるブロックはマイナス点を受けます。これを全員が全てのブロックを使い切るまで行います。
 ちなみにより高い場所に置いてあるブロックにはより高いマイナス点が来ます。だから平べったく…… なのですが、これがかなり難しい。
 それの一助となっているものにそのブロックの難解な形があります。
 というか、使いづらすぎ。考えた人、偉すぎ(笑)

 本当にパズルですが、プレイヤーの置き方次第で下家がかなりきつい展開になったりもするので、その辺はパズル要素に加えて、ゲーマー的な思考がものを言います。
 如何に自分の得点は低く、他のプレイヤーの得点は高く(減点をね)させるかが非常に悩ましいです。

 とはいえ、長考になってしまうかといえば、そう言う訳でもなく、得点を低く保てる場所なんて言うのは限られていますし、そこにあーだ、こーだとブロックを当ててもいいので、悩みも深くなりすぎることは無い…… と思うんですが、どうでしょう?

 ちょっと悪いところは、1人を叩きすぎることが出来る というところでしょうか? 正直大逆転などは結構きついです。トップのデッドヒートがそのままどちらかをトップにするような、そんな展開が多いですね。最下位は心中程度の配置どかありかもしれません。そう言う意味で。

 余談ですが(とはいえ、ルールですが) このゲームで最も有名なことに、「村長は角に来た時、空を飛ぶ」 というのがあります。予想は付くと思うでしょうが、気になった人は是非プレイしてみてください(苦笑)

大追跡 Hochest verdachtig

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「大追跡」 Hochest verdachtig、Haba、M.Ludwig作、2-4人、6歳以上、20分

 ギミックに定評のあるHABAが期待を裏切らない証拠なゲーム。
 とはいえ、パズルで子供ゲームとなるとちょっと話は違う方向で。大人は簡単なパズルはやっちゃダメみたいです(苦笑)

 さて、各プレイヤーは自分の色のコマを担当して、黒いどろぼうさんを捕まえに行きます。その捕まえ方がギミック、というか命。

 写真で分かるかなぁ。ボードがちょっと浮いていますよね? そこがポイント。
 ボードは晴海の某施設のように尻すぼみになっていて…… えーと、説明しにくいなぁ…… そうですねぇ、少し小さ目の正方形のボードが写真のボードの下 3センチにあると思ってください。(高さ30センチぐらいの四角錐を逆さまにして、◇の面から下に3センチぐらいで切ったようなイメージ……分かりにくい (汗))
 手番にすることは1つだけです。一辺を押します。
 どうなるかって言うとボードが傾斜して、ボード上のコマが滑り落ちてきます。ただ、このコマは落ちません。その秘密はボードに道沿いに付けられた段差、そして、コマの下に付けられた重し用の金属(鉄?) です。
 そのために、コマはボードを離れず、ずりずり傾斜を下ってきます。

 そうやって手番をこなし、自分のコマとどろぼうコマを隣接させたプレイヤーが勝ちます。
 ありそうでなかったパズルをきっちり現しているのがすごいところ。いや、ちょっと考えてみてくださいよ。コマがボードを離れないようになんて思いつきます? そして、思いついたこのネタをそのまま形にしようと考えられます?

 ちなみに、コマが一番下まで落ちきるまで待つ必要はありません。適度なところで止めるのもOKです。そう言う意味でこの滑りにくいボードが生きてきます。

 余談ですが、ドイツはエッセンでのSpiel'03等ではこれの巨大バージョン(一辺60cmぐらい?) があります。それもきっちり動くのもすごいのですが、ギミックが大きくなるとその迫力も増します。
 もし、うまくSpielに行けたなら、是非見てきてください。

魔界のコックさん In teufel kuche

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「魔界のコックさん」 In teufel kuche、FX Schmid、A.Randolph作、2-4人、7歳以上、30分

 ランドルフ節が炸裂したギミックブラフゲームです。

 各プレイヤーは各色の悪魔(コマ)を担当します。

 まず、最初に各プレイヤー4種類の料理を持ちます。蛇の姿煮? やクモの佃煮(そんなものない) と言ったお約束的な料理です。これらに密かに得点を決めます。得点は手元のカードホルダー(写真手前とか) に入れます。カードに数字が書かれているんですな。

 その後、ボードの小さい丸が書かれている場所に各プレイヤー順番に自分の料理を置いていきます。
 これで準備は終了で、手番が来たらサイコロを振って、自分のコマをスタート位置から出発させます。その途中料理を拾うことが出来ます。この拾う料理は誰のでも構いません。
 そうして、その料理をもって対岸の自分のゴールまで行けば、その料理の点数をオープンして、得点を得ます。

 基本的な流れは以上なんですが、そこはランドルフじいさん。ギミックとブラフが炸裂を始めます。
 まず、ブラフ。
 手元のカードには5.3.1.0があります。ゲーム終了条件は「誰かが10点になったら」ですので、自分のだけでは足りません。そういうことで他のプレイヤーの料理を取ることになるのですが、そこはそれ。
 如何に他のプレイヤーに0点の料理を渡すかというブラフが始まります。

 そのブラフにあいまったギミック。
 この料理を運んでいるのは悪魔です。悪魔は卑しいので、他のプレイヤーが持っている料理を取り上げることが出来ます。それを判定するのがボード中央の親方です。
 親方の背に当たる場所に写真ではかすかに見える赤いレバーがあります。あれ、しゅこしゅこ押せます。そして、あるタイミングでガシャン! と音を立てて親方登場です。
 戦いを挑んだ方は1回、挑まれた方は2回、そして挑んだ方は3回とどんどん押す回数を増やしていき、ガシャンっと登場させた方が負けなのです。あまりにもダメな料理っぽかったので親方にしかられちゃったんですね。

 しかもその悪魔はスタートに戻され、コック帽も没収されます。それでも負けちゃったら? それはあの世いき~ ということになって、ボードから取り除かれてしまいます。恐るべし、親方。

 ちなみに、0点の料理はミルクなのですが、これ、親方大嫌い。というか、神聖なものとして扱われているミルクは悪魔には毒そのもの。親方に一気に伸されてあの世行き。ばったばったとやっちゃう親方。最高です。

 こうして、相手に0を渡したいために大事そうにミルクを運んだり、そのつもりだったの誰も来てくれず、ゴール前をさまようことになったり、自分の5の料理を目の前でかすめ取られていったり、漸く運んだ料理がミルクだったり。

 まあ、言いように踊らせ、踊らされてください(笑)
 正直わいわい騒ぐパーティーゲームです。あんまり真剣にやっちゃダメです(苦笑) あ~ やられた~ ぐらいの某ショッカーの戦闘員ぐらいで(苦笑)

カラバンデ Carabande

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「カラバンデ」 Carabande、Goldsieber、 J.d.Paul、2-8人、8歳以上、45分

 持っているゲームの中で最も高いゲームであり、最も重い(重量的に)ゲームです。それでいて、最も面白いアクションゲームの1つです。

 基本はおはじき。手番順にコース上にある自分のコマを指ではじきます。そして、ゴールを目指します。場合場合によりますが、大体3週ぐらいします。

 このゲームにはアクションセットという別売りのものがあり、これが無いと本当の意味で楽しくありません(自己解決)
 アクションセットは写真手前にあるような「細くなる通路」、や写真奥にある「ジャンプ台」などがあり、コースに変化を付けています。
 とまあ、ご託を並べていますが、とりあえず、プレイしてみてください。童心に帰れること請け合い、そして、かなり勢いよくはじくガードレールにその堅さを実感してほしく(どんなだ)

 コースにもよりますが、様々なロマン、嫌がらせ、自爆などが散々見れて大変楽しいです。子供とかは絶対好きそうだけど、絶対ルール守らなさそうだなぁ とか。

 ちなみにガードレール以外全て木の板です。重いです。堅いです。接続部分が見事です。

 再販された方は「ジャンプ台」が緩やかなカーブになっていたり、ガードレールの素材が変わっていたりしましたね。ミニも出たし。ミニなんかは携帯し安いはず~。

ドラゴンランド Drachen Land

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「ドラゴンランド」 Drachen Land、Ravensburger、R.Knizia作、2-4人、9歳以上、45分

 おー、これ、クニツィア作だったんだ。知らなかった。

 基本的にはダイスお使いゲーム。
 あ、引かないで(苦笑)

 移動は手前に見えるダイスタワーを使います。そこにダイスを2つ入れて、出た出目に従って自分のコマを移動させます。そして、盤面の大きな丸の場所にお宝があるので、それを1つ取って行きます。
 そして、最後に得点計算があります。

 ざっと言ってしまえばこういうことですが、ちょっと不思議に思いませんか? 2~4人のゲームなのに盤面、手元には色の違うコマがしかも3つしかありませんよね?
 そう、このゲームは各プレイヤーをコマの形状の違いで現しているのです。色は別の理由です。

 その色ですが、これは各大きな丸(言ってしまうとドラゴンの巣) には3色のうちのいずれかの宝石があって、その色のコマじゃないと取れないのです。
 もちろん、ドラゴンの巣には宝石だけじゃなく、リングや卵なんかもあります。
 リングは確か、各ドラゴンの巣で最後に残ったものを取ったらもらえたんじゃなかったかと思います。もらったリングはコマにはめます。

 こうして、全てのドラゴンの卵が取られたらゲームが終了します。リングのはまっていないコマの色の宝石はペナルティがあったはず(詳細、記憶してません) そして、最も得点を稼いだプレイヤーが勝利と。

 移動は手助けのタイルがありますが、基本的にダイスタワーによるランダムな出目です。ダメな時はダメですが、そこはダイスタワー。ダメな時は助けてくれたりします(ほんとか?)
 後は、如何に効率よく宝物を集めるかです。ただ、どんどん減っていくため、他のプレイヤーが目の前でかっさらっていったり、果てしない道を進まないと行けなかったり、ちょっとした冒険心をくすぐられたりもします(笑)

 そう言う意味で、ドイツゲームの中でかなりシンプルなゲームではないでしょうか。ドイツゲームらしくないといいますか、日本ゲームっぽいといいますか。

 まあ、それはともかく、ダイスタワーを知るいい機会なので、是非見つけたら手にとって見てほしいところ。

カール大帝 Carolus Mugnus

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「カール大帝」 Carolus Mugnus、Winning Moves、L.Colovini作、2-5人、12歳以上、45分

 コロビニによる実にコロビニらしいコロビニゲーム。個人的にはコロビニをこれで知り、はまりました。
 つまり、分かりにくいと(笑)

 さて、うちがインストに難儀したゲームの1つです。プレイしている間は全て覚えているのですが、終わるとすぐ忘れてしまうのです。何故だろう、よく分からないからかも……

 ゲームは大きなくくりで言うと「陣取り」になります。多分。
 15のタイルが円上に置かれ、その上に黄色いコマを1つ(これがカール大帝) を置きます。カール大帝はドイツの昔の偉い人。というか、ドイツを治めていた人です。確か大空位時代の前じゃなかったっけ?

 しかし、そんなテーマを打ち破るような運がほどよい? アブストラクトゲームです。
 基本的に3人ゲームなので3人ゲームとして説明します。
 最初にこのラウンドの手番順を決め、その後、順番に手番を行っていきます。
 手番順決定は手元にある1~5のタイルで決めます。1つ手前のラウンドの逆順で自分の手元にあるタイルを1つ選んでいきます。この時、他のプレイヤーと被らないようにします。ちなみにここで使ったタイルは5ラウンド終了するまで横に除けられます。つまり、全てのタイルを使うまで補充は無いのです。補充は一気に全部補充されますが。

 で、選んだタイルの数字の小さい順に手番を行います。
 手番は、まず選んだタイルの数字以下でカール大帝を時計回りに動かします。そして止まったエリアが今回あなたがいじくれる(笑) タイルとなります。
 タイルの形は一切関係ありません。タイルに置いてあるキューブ、そして、手元の塔のようなコマが大きく関係します。さらに手元にあるキューブも。

 さて、写真にはありませんが、最初に各プレイヤーキューブをランダムに9個持っています。ランダムにというのは、カラーダイスが4つあって、それで決めます。まあ、9個分振る訳です。
 そして、手番には手元のキューブから4つまで使用できます。
 使用方法は大きく2つ。
 1つは場のタイルの好きな場所に置く。もう一つは自分の長方形のタイルの横に置く。です。
 長方形のタイルが重要。
 これは自分のそのカラーキューブに対する場に置ける影響力を現します。全プレイヤー中単独トップでその色のキューブを押させている場合、そのカラーの円柱を手に入れます。
 この円柱を持っていれば、タイルの上にあるその色のキューブに対して影響力を持っていることになります。
 そして、そうやって得た影響力で、今回カール大帝が止まったタイルが、他のプレイヤーの影響力より高ければ、自分の塔をそこに置けます。
 この塔が勝利条件です。勝利条件というのは、この塔を全て使い切ったプレイヤーが勝利と言うことなのです。
 もちろん、場のタイルの上にキューブを配置すると言うことは、自分の影響力となるキューブを場に増やすということです。

 こうして、手番を終えたら、カラーダイスを4つ振って補充して終了です。

 さて、もちろん、エリアが15しか無いのでは塔を置ききることはできません。その場合は、他のプレイヤーのエリアを攻撃することになります。
 攻撃については先ほどの影響力と同じく、キューブ通しを比べます。もちろん、防御側には得点があって、自分の置いた塔も影響力に加えることが出来ます。

 さらにこうして隣り合うエリアが同じプレイヤーのものになったら、そのエリアはくっつきます。もう分離しません。思い浮かべてほしいのですが、基本的に強力なエリアができあがります。

 こうして、エリアの奪い合い、トップの取り合いでゲームが展開されていきます。

 正直、初めてプレイした時は何がなにやらという部分が多々ありましたが、今は最も好きな3人ゲームの1つです。きわどいトップ確保、先手番の有利をどこまでのばせるか、相手は何をしたがっているかなど、牽制や逆転など考えることがたくさんあります。
 結構陣取りの基本や、マークの仕方などゲームの基本的な部分が色濃く表れているのでそう言う意味で、うちの原点のゲームなのかもしれません。

 おかげで、「ここが面白い」とは言いにくいのが難点か。好きすぎて(笑)

くるくるケッコー Loopin' Louie

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「くるくるケッコー」 Loopin' Louie、Milton Bradley、2-4人、60分

 その手の人達には超有名なアクションゲームです。
 各プレイヤーは色の塗られたレバー(赤、黄、緑、紫)のどれかを担当し、真ん中のアームに吊られた飛行機野郎をはじき飛ばします。飛ばせなかったらレバーの右にあるチップが落とされます。
 あ、真ん中のアームは電動式で反時計回りに回っています。

 チップに飛行機野郎があたったらちゃんとチップが落ちてしまうギミック、はじき方によっては 270°攻撃も可能になる微妙な叩き加減、そして、くりんくりん動くアームと飛行機野郎。

 このギミックが命であり、全てです。それが好きか嫌いかなのです(笑)

 うち自身実際プレイしたのは2回のみですが、アクションゲームとしてはトップ5に必ず名を連ねます。
 さらに2006年にリメイクが出ているので、じっと輸入されるのを待つのもよし、勢い余って輸入するもよし。
 個人的な話ですが、日本のボードゲームブームはこの辺から来てほしい。ごちゃごちゃしているもの好きですが、まずは子供からとか、どうでしょうか? 微妙?(苦笑)

 あ、蛇足ですが、結構コンパクトに分解されます。新盤は思った以上に箱が小さいかも。見たこと無いけど、そんな風。

ナッシュ Knatsch

「ナッシュ」 Knatsch、Abacus、 M.Schacht作、2-6人、8歳以上、40分

 悪い点は人数が多いとテンポが悪くなるところと同じ目標に向かう展開になってしまうと、微妙なゲームになってしまうところでしょうか。ギリギリのせめぎ合いが出来れば大変楽しいところ。そう言う意味でゲーマーズゲームなのかも。

 手番にはターゲットを決めてサイコロを振ります。ターゲットにはその目標値が書かれてあり、それを上回ったらそのターゲット(カード)を手に入れることが出来ます。
 さて、目標値と書きましたが、サイコロの合計とかいうのではありません。ゾロ目の目標値となります。これじゃ分かりにくいので、簡単に例をば。
 振るサイコロは6つ。そして、ターゲット(カード)に書かれているものは サイコロの目で 3・3・3・3・2 といった感じです。
 サイコロを振って、その目標値を上回ります。もちろん好きなだけ残して振り直しは行えるのです(これが無いとゾロ目が出せません(苦笑))が、6だけは特別な目。振り直しも強さ比べにも使えません。
 その強さ比べですが、4ゾロ以上でゾロ目が3以上(つまり、3・3・3・3 また4・4・4・4等)で、3ゾロの場合は残ったサイコロの出目が2以上で勝利出来るという意味です。ちなみに5ゾロであれば無条件で勝てます。

 こうやってターゲットとなる城を手に入れていくこととなります。5つだっけ、揃ったら勝ちます(個数の記憶は曖昧)
 このゲームの特徴として、それ以外にも勝利条件があって、城3つと王様に勝つ(王様は5の5つゾロ(だったはず)) や特殊カードの競技会のようなカードがあるのですが、これを規定枚数と城を2つ集めるといった内容。ちなみに拡張ではもう少し勝利条件があった気がします(んが、プレイしたことありません)

 ただ、サイコロを振るだけでは5ゾロの王様には勝てません。いや、勝てるかもしれないけど、非常に確率が下がります。そんな場合、活躍し始めるのが手元にあるもう一種類のカード。特殊カードです。
 これにも目標値が設定されており、城を攻める代わりに取ることが出来ます。
 この特殊カードが強い。例えば、サイコロのカードがあるのですが、これは「追加でそのカードに描かれた数字のサイコロを持っていることとする」 といった内容から、競技会でのサイコロの振り直しを通常+1回できるというもの等があります。
 説明が大分飛んでいますが、この特殊カードと城。山札に一緒になって混ぜられています。そして、特殊カードを取ったら続けて手番を続けてもいいというおまけ付き。

 で、先ほど書いている競技会。
 これはプレイヤー全員参加となります。プレイヤー全員でゾロ目の高い役を作り、最も高いプレイヤーが競技会のカードを得れます。もちろん、主催者には得点があります(その辺はルールを)

 さらに最も重要なことを。
 他のプレイヤーの特殊カード、城を奪い取ることもできます。このおかげで、他のプレイヤーとの絡みが暑くなり始めます。城が各1種類ずつしか所有できないと言うのもこの叩き合いに拍車をかけます。

 今、誰が勝利に近いかと考えるのは当然として、終盤、必ず城の取り合い、もしくは競技会の開催が起こり始めます。その乱打戦が始まる前に、特殊カードで自陣を固め、しっかりとした足場を築いておくのが重要になります。そう、ただの叩き合いかと思いきや、先のことを考えながら、しっかりと足場を固めたプレイヤーが有利となるのです。勝ちに急ぐとあんまり良いことはありません(苦笑)
 とはいえ、そこはダイス運。すごい勢いで勝ち上がっていく方もいますし、じっくりやったプレイヤーが最後に逆転したなんて光景も見てきました。そう言う意味で、幅が広いのですが、前述した通りプレイするとカードの巡りでみんなの戦略がかたまってしまうことがあります。そう言う時は面白みが半減してしまうと言うことも事実。それはそれで楽しめる場所がありそうですが、うちはまだそこまで見つけ切れていません。

 余談ですが、昔、このゲームについて全然良い印象はありませんでした。確かに楽しい。サイコロパワーで勝ち取ったり、競い合ったり。6が出たらダメだったり(笑)
 そのため、一時は手放したんですが、後で色々と気づかされることがあって、買い直しました(このパターン多いなぁ) ただ、回りがあんまりプレイを許してくれないんですけどね(苦笑) うーん、もう少し、戦略の幅を見いださないと……(うちがね)

ビジョナリー Visionary

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「ビジョナリー」 Visionary、Shumidt、Ron Dubren作、4-8人、90分

 えーと、チーム戦です(そこか)
 手番のプレイヤーは目隠しをして、「ある建築物」を作ります。それは中央の緑色のカード(写真じゃ見づらいですが、見えるはず(苦笑)) で示されます。それをチームメイトの手助けを借りながら必死に作ります。いや、結構大変です(苦笑)

 もちろん、早く作った方がポイントが入って、これを何回か行って総合得点で比べます。

 えーと、コンポーネントが良くて、テーマが良くて悪いところが見つかりません。
 強いて言えば、手番プレイヤーは本当に何も見えないので、「積み木を積み上げろ」 と言われても「難しいんだよ~」 ってことです。後は、箱が大きいことでしょうか。もちろん絶版と言うことも。

 アクションゲームは本当に書くことがないんですが、こちらもそうで(汗) とりあえず、プレイしてみてその大変さ、楽しさを体験してほしいところ。
 童心に戻れる、子供は子供で楽しめるゲームでした。いや、子供の方が得意かもしれない(苦笑)

 余談ですが、このゲームで家族対抗とかあったら滅茶苦茶面白いだろうなぁとか。

スティッキー Zitternix

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「スティッキー」 Zitternix、Haba、 H.Meister作、3~5人、6歳以上、15分

 簡単に言うと、砂場でやった棒倒しみたいなイメージですけど…… 大分違うか。

 誰かが写真の物体(笑)を倒したら、そのプレイヤーは負け決定。残ったプレイヤーで棒の種類に応じた得点を得ます。何回かやって総合得点を競います。

 さて、写真にちょこっと写っていますが、写真のはゲーム終盤の写真です。最初は木のリングに詰め込まれるように木の棒があります。赤とかも。んで、それをねじをひねるようにひねって写真の原型(イメージしてください(苦笑) を作ります。あとは箱の中にちらっと見えるカラーダイスを振って、出た色の棒を引き抜いていきます。

 うーん、アクションゲームは簡単だとか思っていたら、解説づらい。写真も写真だし(汗)

 ごちゃごちゃ書いていますが、とりあえず、サイコロの出た色の棒を抜けばいいんですよ。リングが倒れてテーブルに着かないように……

 まあ、取る時に見るのは「浮いている棒」 だったりするのですが(つまり、リングを支えている訳ではない棒) 大人がやるとじっくり見てしまって簡単…… な訳あるわけないじゃないですか。めっちゃむずいですよ? もちろん、写真の状態なんてあんまり再現できませんですよ?
 余談ですが、下に紙を引いていますよね? アレで棒の滑り止めとしてやりやすくしているんですが、難易度をあげるなら、是非つるつるの面でプレイしてほしいところ。ググッ…… いや、びゅーんと飛び出て難易度が上がります。滑るって大変です(苦笑)

 とか書きながら、実は持ってなかったりします。箱も小さいから携帯性、置いておくにはすごい良いのですが…… えーとね、このゲームはうちが嫌いなんだと思います。うちはこんなに好きなのに…… 直ぐ倒れやがんの……(泣) リベンジをください(苦笑)

ジョッキー Jockey

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「ジョッキー」 Jockey、Berliner、 S.Spencer作、2-6人、12歳以上、90分

 大変個人的な話でアレなのですが、シュピールブルグにて最後にプレイしたゲームがこれだったと思います。懐かしい~。

 競馬をテーマにしたゲームは数ありますが、その中でも大分シンプルなゲームではないでしょうか?
 手番には手札を1枚プレイします。カードは山札から配られ、色指定で7マス進める、10マス進めるを基本に、2位が13歩進むやら、最下位が20歩進むがトップの後ろ5マスまでしか進めないなど、色指定の他に順位指定(こっちは色指定がない)なんかもあったりします。だもんで、余計に駆け引きが生まれます。

 ちなみにこのゲーム。自分がある一定の馬を所有している訳ではなくて、初期手札を決めて賭を行います。1位はどの馬か、2位までに入るのはどの馬か、1位、2位は連続でどれとどれかといったように3種類のかけ方があり、その難易度に応じて配当が高くなったりします。

 ちなみにこのゲーム、プレイするとよく分かるのですが、ゴールのマス数が良くできています。あと一歩で行けないようになっているんです(いや、偶然とかじゃなくて、本当によく引っかかる(笑))

 ゲーム内容としてはそれぞれの馬が同時に動いている訳ではないので、まだスタートに馬がいると思ったら先頭はすでに第3コーナー’(写真右)を回ろうとしていたり、そんな中から大逆転が起こったりと、最後まで気が抜けません。これもどれも最初の賭けた馬次第なのですが……

 特に最後の1枚を出したいプレイヤーが多く、3コーナーを抜ける辺りでの妙なジレンマ、そして、初期の手札からラウンドの終了時まで手札補充が無いため、「ゴールしたいのにゴールできない」 的なジレンマが大変楽しさを膨らませています。特にゴール前のドキドキ感が堪りません。まさに競馬(やったこと無いけど)

 特にこのゲーム、6人まで出来るのですが、ドキドキ感としては大して問題ありません。

 カードバランス、効果、賭けへの流れが全て矛盾しておらず、結構楽しめます。賭の戦略の幅がうちには少ないため、自分内マンネリ展開をしてしまうことが多いのですが、ここらでなんとかせねば(苦笑)

 たまにボードや箱の割には単純すぎて敬遠されることがありますが、軽い小箱ゲームをする感じでプレイしてみてほしいゲームではありますね。 

ヴェネツィアの仮面舞踏会 Maskenball Venezia

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「ヴェネツィアの仮面舞踏会」 Maskenball Venezia、Adlung Spiel、Z.Aczel作、5-12人、10歳以上、30分

 知っているゲームの中で最も恥ずかしくてばからしいゲームです。好きですが、時と場合を……(苦笑)

 さて、人物の写真のカード(裏面黒)をテーブルの中央に円形に置きます。カードの自分物は片手で様々なポーズをとっています。
 テーブルのカードとは別に表面が同じで、裏面が白いカードを各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
 よーい、スタートの合図で、配られたカードをプレイヤー全員の中から2人にだけジェスチャーのみで伝えてください。得点は自分を当てたプレイヤーが2人の時が最も高いように設定されています。
 また当てたプレイヤーは得点を得れます。特にたくさんの人数で当てるとボーナスがあります。

 誰かが4枚カードを取ったらラウンドが終了し、答え合わせで、得点計算です。

 いやあ、様々なポーズがあって驚かされると共に、人数によりますが、非常に伝えづらいです。2人に見せているつもりが、実は見られていたり、目配せして、「見て」って言っているのに実は誰も見てなかったり。

 ほんっとバカゲーで大分楽しいのですが、2点。
 1つは間違えて他のカードのポーズをしてしまった時です。これはルール違反になるかどうかは覚えていませんが、非常に分かりづらい原因となるので止めた方がいいんじゃないかと思うんですが…… ほら、全員あるものばっかりぐちゃぐちゃだとゲームにならないじゃないですか。
 2つ目は、お見合いをしてしまうこと。つまり、ジェスチャーすることを止めて、他のプレイヤーをじっと見てしまうプレイヤーが多々出てしまう場合です。
 妙な間合いが出てしまって恥ずかしさを倍増させられているような気になります。というか、恥ずかしくてジェスチャーしていないプレイヤーがじっと見ているだけなんですが、そこはそれ。パーティーゲームですから、見ているよりプレイしてみてもらった方が面白い訳で、他のプレイヤーを恥ずかしくさせてどうするっちゅうじゃっていう話で。

 ってーことで、バカゲーをまじめにするなってことかも<そうなのか? パーティーゲームはパーティーらしく遊べってことでどうでしょう?

ヴィラ・パレッティ Villa Paletti

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「ヴィラ・パレッティ」 Villa Paletti、Zoch、B.Payne作、2-4人、8歳以上、60分

 こちらの見た目でわかりやすいアクションゲームですね。
 ちなみに写真は終了図。プレイヤー達は良くやりました。はい。

 さて、概要。
 写真の木の棒、4色で3種類あります。太い円柱、中くらいの4角柱、細い円柱です。
 最初はこれらが一番下のボードの上に全て立っています。その上に蓋するように2段目の板が乗っかっています。手番が来たら机の奥にある横長のサイコロを振って、それに対応する木を上の板に乗せてます。
 こうやって3本になるまで行い、3本になったら、上に木の板で蓋をして同様にまた上に上げて~ を続けていきます。もちろん、崩したプレイヤーが負けます。

 後得点があったような気がしますが、それはルールブックを読んでちょーだい(汗) 持ってないのよ(滝)

 もう、ルールよりもそのコンポーネントが圧巻です。さらに写真右端に見える引っ掻き棒(柄が白いあれ) が良いです。何に使うか? まあ、ご想像通りという話です。

 このゲームについてはガチでやる場合と協力してやる場合があるみたいです。上の写真は大分協力しているような気がしたり、3段目の状況でしなかったり(笑)
 1度酷いことがありまして、最下段、3本の棒が中央に集まったことがあります。安定感悪すぎ(笑)

 余談ですが、これの4回りぐらい大きな「パラッツォ・パレッティ」っていうのもあります。1度だけプレイしたことがあるのですが…… 飾るのにはいいかもね~ とか思ったり。だってでかすぎるんですもの(苦笑)
 楽しさで言えばうちはこっちの方が好きかな。手頃な大きさ。そして、手頃?な高さで(笑)

 とまあ、紹介した訳ですが、うちは3段目までしか行ったことがなかったり(苦笑)<負け組。

 そうそう、再販バージョンは価格が安くなってますね。

ザウバーカクテル Zaubercocktail

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「ザウバーカクテル」 Zaubercocktail、Kosmos、A.Beenen、4-7人、10歳以上、30分

 ジャンルとしてはリアルタイム交渉ゲーム。実はこれでインストの6割終了(笑)

 で、レシピカードをめくり、今回のカードの価値を決めます。そして、各プレイヤーに10枚ずつカードを配ってプレイ開始です。
 手番は無く、リアルタイムで他のプレイヤーとカードの交換を行います。交換については多対多の交換となります。時によっては手札が減ったり増えたりします。
 で、「これでいいや」 と思ったプレイヤーからボード(箱もそのまま使います。箱の上にボードを置くのです)に自分のカラーストーンを置きます。このカラーストーンが3つ溜まったらラウンドが終了し、得点計算を行います。
 ここからが戦略のポイントになるのですが、手札から公開できるカードは2種類まで。そして、公開したカードのみ、捨て札となるのです。つまり、次のラウンドのために「貯め」を行えるのです。
 また、得点計算については、レシピカードに沿った得点の大きいプレイヤーから規定数しか入らないので、カードの交換を見つつ、今回の場は高そうだと思えば(大分難しいですが)、手を引いて次のラウンドにかけることも出来ます。

 あ、もちろん、ラウンドが終了したら手札が5枚だけ補充されます。

 こうして頑張りどころなど抜け目なくプレイできたプレイヤーが勝てる…… と思いたいのですが、プレイヤーによってはその豪腕と言うべき営業力で(笑)、毎ラウンドフルパワーで戦っている様な方や、手札がみんなバラバラの時にある程度の見限りを付けてギャンブル方、実は持っているのよ~ と他のプレイヤーの集めていそうなものを握り込む人など、多様な戦略をとれるのも楽しいところです。繰り返し遊ぶにはこの辺は良いかと思います。

 ただ、わいわいやる交渉が苦手、交渉自体が苦手という方には辛いかも。あと、じっくり考えたい人とか。
 まー、ザウバーカクテルという名前のごとく、適当な勢いでプレイするのが楽しいんじゃないかと思います。握り混みとかじっくりやりたいゲームでは無いかもねぇとか。

 結論的にパーティーゲームですね。わいわいがやがや。それを作者も望んでいるのでしょう。

バケツ崩し Alles im Eimer

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「バケツ崩し」 Alles im Eimer、Kosmos、S.Dorra、 2-6人、8歳以上、45分

 未だにボードゲームを買う時に一番迷うゲームです。そして、注文した後に「あー、かっときゃよかった」 と公開するゲーム(苦笑)<いや、個人的にドーラさんの作品はこんなんばっかり。ほしいんだけど~

 さて、ゲームの概要は「カードプレイ」の数字上げです。
 基本的に1プレイ、1ドローです。プレイはマストフォローですが、前のプレイヤーよりも大きい数字のカードを出さなくてはなりません。もちろん、複数枚のドローもOKです。んが、補充は1枚だけです。

 出せない場合(もしくは出したくない場合)は、自分の山と積んだバケツ(写真の台形のタイル)をすっ飛ばします。
 山と とか書いていますが、バケツを下から4、3、2、1と山の形に最初に作っておきます。そして、負けたら対応する色のバケツを取り除きます。その時、上にバケツが乗っていたら上のバケツ全てを吹っ飛ばします。いやん。

 こうやって生き残りを決めます。
 余談ですが、このバケツ。紙コップに色を塗ってやるとより面白くなりますよ。個人的にはおちょこぐらいの紙コップがあればベストなんですが(見たこと無いけど)

 一発勝負やら、じわり生き残るやら、戦略? は取れるのですが、最も重要なのは初期のバケツ積み。これを上手くやらないと大崩落を起こします。特に1度崩すと他のプレイヤーに 「あいつ、あの色持ってないぞ」 と覚えられてしまうため、攻撃されやすくなるのです。逆に出きたっところで反撃として、残しておいたその色のカードを出していくのもありかも。

 ただ、このゲームによく言われるのが「なんか物足りない」です。
 テーマ(動物がバケツにぶつかる)もプレイも面白いのですが、何か物足りなさが漂うのです。うーん。
 オールマイティの必殺のカードとかあったらよいかもね。とか。

 あと、特定のプレイヤーを攻撃するつもりが、他のプレイヤーがこけていらぬ攻撃をしてしまったりとかが面白いかも(笑)

メトロ Metro

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「メトロ」 Metro、Queen Games、Dirk Henn作、2-6人、8歳以上、60分

 このゲームを始めて見た時、4人用かなと思いましたが、実態は6人用…… 付属のサマリカードが良くできています。

 あと、このゲーム。線路タイルを置いて、出来る長い線路を作ることを目的とするのですが、「タイル置きゲーム」ではありません。それに気づくか気づかないかは大違い……なのかな。

 さて、概要です。
 パズルやら経済系が大好きな(?)Dirk Hennらしく、パズルチックにできあがっています。
 各プレイヤーはボード横から出ている車庫に自分の列車を1つずつ順番に置き、タイルを1枚だけ持ちます。
 後は手番にタイルを引いて2枚のうち、どちらかを配置するだけ。簡単ですね~
 ちなみに車庫は上手い具合に入る方もあって、そこが線路の終着駅になるように作られています。

 ここでちゃんと説明しておかないと訳が分からなくタイル。電車って行きと帰りの2本の線路が併設されているじゃないですか。単線除いて。それと同じようにタイルには1辺から線路が2本出てくるような感じです。まあ、その2本も平行という訳にはいかなくて、あっちいったり、こっちいったり。終いには繋がっているようなタイルもあります。
 こういったタイルをベタベタ配置して、ゲームが終了したのが写真です。

 さて、ここで最初に書いた「これはタイル置きゲーム」じゃないという意味。実はタイル配置ゲーム…… だなんていいませんよ(苦笑)
 このゲームは「もろの叩き合い」のゲームです。そう、相手に如何にして点数を取らせないかというゲームなんです。

 どういうことかといいますと、車庫とゴールが同じ場所にあります。つまり、プレイヤーのコマの個数分ゴールがあります。さらに各プレイヤーは車庫に列車を1つずつ順番に最初に置くのですから得点のチャンスは各プレイヤー決まっています。
 そう、つまり他のプレイヤーの得点となる列車を短くしてしまえば、そのプレイヤーは低得点で終了してしまいます。タイル3枚程度で終わった線路なんか目が当てられません。

 しかも都合の悪いことにそうすることによって生き残っている列車の線路が長くなります。ゴールが無いんですから……ね。

 そう言う訳で、自分の線路を延ばすよりも他のプレイヤーの線路を短くしてしまった方が効率が良くなってしまいます。とはいえ、それ防止のために中央の駅があるんですが(これもゴール)、あまりちゃんと機能したことがありません。偶然かもしれませんけども。

 そう言う意味で、叩き合いが嫌いな人には向かないと思います。
 あと、パズルが好きという人にもあまり向かないかも。だって、短くするという思考じゃ面白く無いですから。

 そう言う意味でうちは好きではないゲームの1つです。発想がかなりいいのでもったいない話なんですけどね(汗)

キング・ルイ King Lui

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「キング・ルイ」 King Lui、Abacus、A.R.Moon, A.Weissblum作、3-5人、7歳以上、15分

 うちの好きなコンビ、ムーンとヴァイスブルムが作ったカードゲームです。
 まあ、いつもならコマが滅茶苦茶多いのですが、そこはカードゲーム。カードが多いです(とはいえ、アバカスの通常カードゲームボリュームですけど)

 テーマが何故かうちは大分気に入ってます。
 ルイ16世で栄えた時代。宮廷の料理はそれは華やかなものでした。そんな中でプレイヤーは宮廷のコックになります。ただ、このコック、ずるがしこいです。けど、律儀です。
 コックは料理を作ります。当然ですね(汗) 料理はルイ16世に出されます。けどね、コックだってお昼時にはお腹が空いているのです。ってーことで、王様に出す前にちょいちょい食べてしまいます。そして、余った…… ごほん。 コックが手を付けていない料理が王様に運ばれます。
 けど、相手は王様です。コックは王様以上に食べてはいけません。こっぴどくしかられてしまうのです。

 こうやって、上手く渡り料理を一番食べたプレイヤーが勝ちます。

 えーと…… そんなコックは大好きだ!

 さてり、ルールです。
 手番プレイヤーは山札から7枚ぐらい人数に応じてカードを引きます。
 そして、それらを種類別に分けます。
 後はスタートプレイヤーから順番にほしいカードの種類を全て取ります。上の写真だったら奥のカードになるのですが、パンを2枚取ったりできます。パンを 1枚だけっていうのはダメです。
 そうやって一回りしたら余ったカードを王様にあげます。王様のカードは手前のカードになります。ここに蓄積されます。

 これを繰り返して山札が無くなるまで行います。
 王様より食べては行けないのはもちろんのこと、他のプレイヤーが何を持っていて、どれを欲しているかを考える必要があります。
 どういうことかといいますと、例えばA君が肉を5枚持っているとします。写真でいうと王様は3枚しか食べていません(しかし、よく食べる王様だ) こういう時、めくられた7枚の中にある肉のカードは誰にもとってほしくない訳です。けどね、そうはいきません。例えば、Bさんが肉を持っていないとしましょう。そういう場合、場に肉のカードが出たら3枚ぎりぎりまでとり続けたらどうなるでしょうか? それに他のプレイヤーが乗っかってきたら……

 まあ、そういう訳です。カウンティングが結構重要。
 ちなみに王様以上に食べてしまうと、それは0点になる上、マイナス点があります。むむ。

 そして、他のプレイヤーの驚異になるものがまだあります。
 王様のペット、エメラルドちゃんです。アバカスのゲームを知っている人はピンと来るかもしれませんけども、エメラルドちゃんはドラゴンです。よく食べます(笑)
 山札にはエメラルドちゃんのカードが入っており、それを取ったプレイヤーはそのカードを使用して、王様が食べているカードを2枚捨てさせることが出来ます。まあ、王様がエメラルドちゃんのエサに…… 違う。エメラルドちゃんにエサをあげている訳です。

 そんなこんなで山札が尽きて得点計算。案外覚えていないもので、結構高得点を稼ぎ出すプレイヤーがいたり、数枚差で得点を失ったり。

 派手な面白さはありませんが、地味に面白い。そう言う意味でヴァイスブルムの力が及ばなかったのかもしれません(笑) 地味なムーンが頑張りすぎたとも(苦笑)

砂漠を越えて Durch die wuste

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「砂漠を越えて」 Durch die wuste、Kosmos、Reiner Knizia作、3-6人、10歳以上、30分

 後世に名作ゲームと思われるゲームとよく比較対象にされることになるゲームです。あ、いや、 2006年に出た「ハチエンダ」とかね。

 さて、このゲーム。3人がいいだとか、実は陣取りゲームじゃなくて先取りゲームじゃない? とか色々言われていますが、何よりもコマが蛍光色で各プレイヤーへの初期配布が非常に特徴的なところが印象に残っています。

 テーマはクニツィアさんなので割愛。いや、正直どうだってよい。だって、テーマが感じられないんですもの(苦笑)
 ゲーム中に目指すのはヤシの木とヤシの木を自分のコマで繋ぐこと。繋いだらボーナス点が入ります。
 あと、ボードのそこらじゅうに散らばっているオアシスタイルを集めること。これらも得点です。もちろん、繋いで移動する(浸食する?)必要があります。そして、最終のボーナスになる囲い込み。
 これは、まあ、コマで囲い込んだエリアの大きさによってボーナスが入るんですよ。

 さて、ざっくり割愛していますが、写真で見える蛍光色のラクダコマ(手前の紫やら水色やらクリーム色やら、ピンクのアレです。あれは、1人のプレイヤーの所有物じゃありません。
 写真に目をこらすと、ボード上のラクダの上に何か乗ってやしませんか? あれ、人です。あれがプレイヤーなんです。プレイヤーは各色のラクダに1人ずつ乗っているコマをボードに置いています。乗っている人は人によって1色です。つまりはこれがプレイヤーカラー。ラクダは各プレイヤー共通カラー(全部使います)

 ルールを逆に言っている気がしますが、気にしないで前述の「繋ぐ」。
 手番に出来るのはラクダコマをストックから取って自分の色のコマが乗っている同じ色のラクダに繋ぐこと。ただし、他のプレイヤーの同じ色のラクダとは接さないという制限付き。まあ、1ターンに1つしか配置できないので地道なプレイとなります。ちょっと先に見えるオアシスが案外遠い(見えにくいですが、ボードは6角形のマスで区切られています)
 そう、何故遠いのかと言えば、自分の担当するラクダの色は4色もあるんですね(プレイ人数によっては5色) こちらを頑張れば、他のプレイヤーにあちらを締められ、両方頑張れば、片方しか取れない上、他の場所を締められたり。

 そう、「締める」。
 得点はヤシの木とオアシスがメインです。土地もありますが…… これも重要なんだけど、後述。
 オアシスはタイルなので取られて終わりなのですが、ヤシの木は「接する」だけで良いのです。これがちょいと困る話。ボードには6角形の升目がびっしり書かれている訳ですが、それはつまりヤシの木に接する場所が6つあることになります。6つもあるならと甘く見る事なかれ。先ほど書いた「同じ色は接することが出来ない」 上にヤシの木にたどり着いたプレイヤーがヤシの木を囲みだすんだ。これが。
 まあ、当然っちゃ当然ですが。
 えとですね、例えばうちが後1歩でヤシの木にたどり着くとします。けどね、あなたが先の手番。1つヤシの木の隣に置いてしまえばうちの歩数が3歩になります。配置しますか? と聞かれて「いいえ」と答えるプレイヤーは少ないと思います(苦笑) まあ、こういうことがそこらで頻発するのですね。やってやられて殴って殴られ(苦笑)

 どんどん前に戻る訳ですが、「同じ色は隣接しない」というルールのために、初期配置が大分重要になります。得点をただ稼ぎ出すゲームですので、他のプレイヤーとはできるだけ喧嘩したくない。けど、プレイできるボードは狭い。あと、色が4色もあるので、初期配置の順番によっては他のプレイヤーと同じ色のラクダが近くなっちゃうこともあったり。初期からきゅいきゅい言いますです。

 最初に3人がいいとか書いたのはこのため。比較的ボードに余裕が出来ますから。けどね、それ以上に狭いのが楽しいのだ。多分。

 後、最後にエリア。
 これが実はバカにならなくて、ボードの外枠をつかっていいと来ています。さらに1マス何点とかいう点の入り方をします。広い方が当然飛躍的に高くなりますわね。
 ボーとしていたらざっくりエリアを囲い込みで独占されて大量得点 とかいうオチがそこら中に落ちています。ちなみに囲い込んだら、その中にあるオアシスタイルも全てその人の得点になるのだから結構な魅力を秘めています。
 まあ、それでも「ヤシの木から遠い」 上、「邪魔されやすい」 のでこちらも結構頑張る必要があったり。

 この辺の戦略っていうのは初期配置の状況次第。最後の1色か2色置く辺りから激しい攻防戦。こっち置きたいけど、けどあっちの方が。そういう誘惑がいっぱい。けど、その誘惑を断ち切るような他のようなプレイ。そういった、陣取り系だけど、狭くて、譲り合うより「俺が俺が」的なノリを楽しむのが良いところかなぁとか(分かりにくい)

 いや、今回はうちの苦手ゲームですから、ここは1つ(汗) <変な書き方、テンションなのはね(滝)

グラディエイター Kampf der Gladiatoren

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「グラディエイター」 Kampf der Gladiatoren、Hans im Gluck、R.Knizia作、2-5人、10歳以上、45分

 ゲームのジャンルの1つとして、「叩き合い」ってありますよね。
 このゲームはまさにそれ。そしてリアル叩き合い(笑)

 テーマは見てまんまなのですが、古のヨーロッパ辺りで行われていた奴隷兵士達、猛獣達を野球場の様なところで戦わせるアレです。スペインのコロシアムが有名ですね。

 各プレイヤーは3チームを担当します。チーム編成はスタートプレイヤーから順に形成していきます。メンバーは槍使い(先制攻撃)、網使い(キャラ封じ)、剣士(ダイス増加)、盾持ち(防御力アップ)、二股槍使い(振り直し)と言った感じ。
 で、1チーム4人です。

 先にちょこっと書いていますが、判定はダイス。あ、TRPGみたいのじゃ無いのでお間違いなく。
 サイコロには★1つ、★2つ、空白が書かれており、1ダメージ、2ダメージ、ミスです。
 あとは大体分かりそうですが、他のプレイヤーのチームに戦いを選んで、サイコロを振ります。もちろん前述の特殊能力を駆使します。そうやって、★2つで 1キャラを倒して、もちろん反撃もあります。

 こうやって、最後まで残ったプレイヤーが勝ち…… という訳じゃないのが、このボードゲーム。
 倒したキャラの数が得点になります。この得点が高いプレイヤーが勝ちです。つまり、戦いまくったプレイヤーが勝者なのです(笑)

 いやぁ、ここまで叩き合いを推奨されると叩き合いが好きじゃないうちでも結構楽しいです。わかりやすい殴り合いですが、まあ、結局はダイスの振り合いなので結構楽しめます。
 どかんといっぱつやるのか、テクニカルに責め立てるのか、プレイヤーそれぞれの好みが出て面白い部分でもあります。

 前述もしましたが、最終的に倒したキャラの数で勝敗が決まるので突撃部隊のような軽いノリでプレイできるのも良いところですか。
 ちなみに全部が負けたプレイヤーは猛獣を担当します(もちろん、担当されていない状態でも猛獣に戦いを挑めます) ちなみにそんなプレイヤーは「ムツゴロウさん」とか呼ばれたり、呼ばれなかったり。

 楽しむべきところは各プレイヤーの特異なチーム編成ではないでしょうか? ゲームはより勇敢なプレイヤーが勝っているのでは無いでしょうか(苦笑)
 あ、ちなみに生き残ったプレイヤーには得点があります。生き残れるチームを作るのもいいかもしれません。

タージマハル Tadsch Mahal

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「タージマハル」 Tadsch Mahal、Alea、R.Knizia作、 3-5人、12歳以上、75分

 アレアのゲームの中でも屈指のわかりにくさと楽しさを内包する不思議ゲーム(笑)
 とりあえず、3回はプレイしてみてください。そうしないと勝ち方も明確な目的もつかめたもんじゃありません。

 と言う訳で結構大変なゲーム? の割に飽きずにプレイできるのがクニツィアマジックなのかも。

 さて、クニツィアなのでテーマ性は大分薄いです。カードが、コンポーネントがそうなっているだけです(言い切りやがった)
 基本的にカードを各プレイヤー順番にプレイして、次の手番の最初に(重要)カードに描かれているアラビアンな人達+象の最多を取ることを目的とします。トップを取ってラウンドから下りたら(もちろん、それ以上カードはプレイできない) その時点でトップのそれぞれのチップ、象はエリアチップ(後述)をもらえます。さらに同一のチップを2つ集めて使うと特殊カード(使い捨てではないもの)がもらえます。プレイするだけで+2点とかいうのもまであるから結構強いです。けど、全体で1枚ずつしかないから取り合いです。無ければ他人からなのです。
 そして、チップをもらったプレイヤーは自分のコマ(アラビアンなお城)をボードに配置できます。どこでもっていう訳じゃなくてラウンド毎に地域が違います(写真じゃ分かりにくいですが、色別に分けられているところ) エリアには先に書いたエリアチップがあり、エリアチップには特産品が2つ書かれています。これも集めたいものの1つ(つまり得点源)になります。1つの地域1ラウンドです。
 そうやって、全ての地域でプレイが終わると決算になります。
 多数のゲームをやっているので、決算もそれらしく、各特産品のトップが得点を得、さらにボード上のお城の連結ボーナスなんてのもあります。なんか、コンポーネントをめいっぱい使いました的なゲームなんです。それゆえごちゃごちゃするのです。分かりにくい所以はそれなのです。

 これ以外にきらりと光る部分はカードの補充。1ラウンドで2枚だけという少なさもアレですが。
 カードの補充では、補充できるカードが全員分表向けられて置かれています。ただし、置かれているカードは4人なら7枚、5人なら9枚と微妙に足りません。さらに全て表向けられているということは補充の順番にすごい響きます。
 補充の順番はラウンドから抜けた順番、つまり、ラウンドでカードのプレイを止めた順番なんですよ。

 つまり、チップを早々に諦めてほしいカードを補充するか、カードのプレイを頑張って、次はしゃがむか、それとも運良く1枚のカードのプレイでチップとカード、両方とも手に入れてしまうか。
 この辺りが非常に悩ましいのですが、カードの補充は他のプレイヤーのカードのカウンティング、次のラウンド以降の流れの読みなど、大分先見性、つまり経験が必要になってきます。この辺りが、初プレイの時では大分難しいです。いや、何回プレイしても難しいですが、そこがこのゲームの一番楽しいところなので是非頑張ってほしいところ。

 正直、最近カタンをプレイし始めたとか、アレアって何? っていう人には勧めにくいゲームではあります。
 とはいえ、ゲームをし続けて、楽しむポイントなどが分かりだした頃にすると結構面白いゲームです。結構ファンも多いんじゃないでしょうか?

 そう言う意味でマニアックよりなゲームですねぇ(苦笑)

ベネツィア Venezia

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「ベネツィア」 Venezia、Queen、 A.Steinwender, R.Hofstaetter作、2-4人、10歳以上、75分

 写真を見てもらえればゲーム慣れしている人にとってはある程度予想がついているかもしれませんけども、エルグランデ、サンマルコに代表されるような陣取りです。
 各ラウンド決算のタイミングがあって、各エリアについてより多くコマを置いているプレイヤーが得点を得ることができるあれです。
 ただ、それだけじゃなくて、このゲームにはベースにパズル要素があります。ある意味メインと言っても過言は無いんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?

 テーマは鳩ギャングの抗争。銃はもちろんのこと、ハリセンを持っています。ハリセンは万国共通ですから(ほんとか?)

 さて、こういうゲームは流れを説明しなくても大体予想がつくものです。そう、今あなたがきっとこうだろうなぁと思っているルールがその通りです。
 そんなことより(オイオイ) このゲームはストックが重要なカギとなります。何? 手元にただあるだけじゃないのか? そんなことはありません。各プレイヤーの前に小さめのボードがあるでしょう? あの上に乗っているのがストックなんです。ほとんど無いのはゲーム終盤ですのでそうなんです。多分。

 さて、そのストック。ストックの補充が最も特徴的であり、パズル要素を示すものでもあります。
 写真の上部(左より)に見える格子状のエリア。あれ、サンマルコ広場です。そして、上にぽつぽつ乗っているコマ。鳩です。鳩が子供を産んで増えるんです。
 じゃあ、その増やし方はどうなんだってことになりますが、雄とか雌とかは関係ありません。他のプレイヤーのコマも関係ありません。重要なのは観光客です。
 観光客が現れればその周辺にいる鳩に子供が生まれます。そこ、ルールを疑っちゃいけない。サンマルコではどうやらこれが真実だ(笑)

 まあ、予想はつきそうですが、写真左のルーレットで観光客の現れる場所が決まるんですが、それだけじゃあランダム要素が強すぎます。
 ここからがパズル要素たる所以。
 コマは人で無く、鳩です。これがポイントです。鳩って言うのは飛べます。飛べる。つまり、隣接したコマを飛び越えることができるのです。その移動には限りがありません。移動できる限り移動して良いのです。これを観光客までの移動に使わない手はありません。ただ、飛び越えない場合、歩くしかありません。鳩は歩きが遅いです。1ラウンドに1歩しかあるけないのです。いっぱい飛べるけどね(苦笑)

 そうやって、観光客に群がって子供(ストック)を増やして、ボード上のエリアに置きます。エリアはカードで示してその個数を置いていきます。まあ、この辺でも駆け引きが結構熱いのですが、それを支えるのがストックを増やすパズル要素。本当、これのウェイトが非常に高いです。

 ってーことなので、パズル好きのゲーマーは結構楽しいと思います。そう言う方にオススメ。ただ、エルグランデのような純粋な陣取りゲームが好きな人には向かない場合があるみたいです。そう言う意味で結構好き嫌いが分かれそう。けど、うちは好き(笑)

 余談ですが、このサンマルコ広場。ここに行ってきた友人に写真を見せてもらったんですが、予想を遙かに超える鳩の大群がいます。そう、リアルに人が鳩に埋まります。サンマルコならぬ鳩のための鳩による鳩だけの公園です。ただ、パンの耳は巻いてみたいですね、どうなるか(笑)

ワンスアポンアタイム Once upon a time

「ワンスアポンアタイム」 Once upon a time、Atlas、A.Rilstone, J.Wallace, R.Lambert作、2-6人、12歳以上

値段、テーマ性、丁寧さ、インスト、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)

 このゲームは規定の終了時間というものがありません。すぐ終わることもあれば結構長丁場になることもあります。とはいえ、大体30分あれば終わると思う。多分。

 さて、中学校か高校の英語で習う「Once upon a time」 訳は「昔々……」 という訳ですが、このゲームをまさに現しています。
 昔々あるところに…… といえば? そう、昔話です。このゲームは昔話を作る…… いや造るゲームです。

 各プレイヤーには名詞と絵が描かれたカード、終了カード(各人別々)が配られます。
 終了カードにはあるシュチュエーションが書かれています。

 各プレイヤー手番にはカードをプレイしながら昔語りをします。お話を創作するのです。
 例えば、旅人のカードを最初にプレイしたとします。プレイヤーは「昔々あるところにお腹を空かした村人が森をさまよっておりました」 という風にです。
 この後、手番プレイヤーがまだ手札からプレイできるならプレイしても構いません。プレイするためにはお話を続けて、そのカードに描かれたものをお話に登場させなければいけませんけどね。
 出せそうに無ければパスをして次のプレイヤーになります。次のプレイヤーも同様にカードを出しながらお話を語ります。こうして、お話はあっちへいったりこっちへ行ったりします。そうやってカードを全てプレイし、ゴールカードを消化します。まあ、このゴールカードも結構無茶なシュチュエーションがあったり大変なのですが。

 このゲームは完全コミュニケーション、プレイヤー任せなゲームです。その辺はバランスなりなんなりは不要です。面白い物語を作って楽しみましょう。

 余談ですが、拡張カードも出ているぐらい人気のゲームです。まあ、相変わらず英語なので日本語シールがほしいところですが。ブランクカードも出ているので自分で作れと言うことなんでしょう。

 最後に過去に経験したプレイで一番すごかったものを紹介。
1人目「昔々……199X年、世界は炎に包まれた……」

 大変でした(笑)

カフナ Kahuna

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「カフナ」 Kahuna、Kosmos、Gunter Cornett作、2人、10歳以上、45分

 KOSMOSのこのシリーズの2人ゲームは、ほんといいゲームが多いですねぇ。
 これもその一つ。2人でぐりぐりジレンマを楽しめます。

 余談ですが、これ。元々の発売元はKOSMOSじゃないみたいです。そっちでもプレイしたことあるんですが、アレは同人だったかも、違うかも。コンポーネントへちょかったからなぁ。
 もちろんのことですが、KOSMOS版の方がコンポーネントの質もプレイアビリティも上です。カードとボードがリンクしているのがいい感じなのですよ。

 さて、その説明。
 ボード上には12の島と、島と島を結ぶ線(写真では見えにくいですが)があります。
 1つの島には回りの島から線が延びています。交易船かなぁ? 島の配置も色々ありますが1つの島で線は4~6本だったと思います。そして、各島に対応したカード(各2枚ずつ)が共通の山札としてあります。
 その後、各プレイヤーは自分の色のコマと棒、カードを3枚受け取りゲーム開始です。

 手番にはカードを複数枚プレイし(しなくてもいいです)、山札、もしくは表向けられた3枚のうちから1枚補充します。
 カードをプレイすると、その対応島から適当な島へ向けられた線の上に棒を置きます。空いていない場合は2枚プレイすれば置けます。
 そして、島から出る棒の数がその島から出る線の数の過半数を超えれば、コマを置きます。
 まあ、つまり、所有権を示します。
 この所有権。大分強いです。どういうことかといえば、その所有権の主張された島へは相手のプレイヤーは基本的に棒を置くことができません。置いてあった棒は全て取り除かれます。
 完璧かと言えばそうでもないのですが、それにはカードが2枚(しかもちゃんと島があっている必要がある)必要になります。結構しんどい(苦笑)

 そうやって、山札が尽きたら決算を行います。それは所有権の個数差が点数となります。
 これを3ラウンド行って総合得点を競います。

 基本的に早い者勝ちなのですが、如何せん毎ターン補充は1枚です。
 さらにぎりぎりまで所有権の置けそうな島を持っていたとしても、一気に棒を置かれて逆に占領され、さらに棒を除去されることさえあります。
 補充も3枚表向いているとはいえ、運も重要になってきます。
 もちろん、早めの見限りも結構有効だったりします。違う方面から攻め込むんですね(苦笑)

 結構ゲーマーの腕が影響されます。強い人は本当に強いし(ワンサイドゲームにもなり得ます)、とはいえ、ある程度ゲームの経験があれば、最強伝説(絶対負けないような人の伝説(笑))のような展開はあまりなりにくいので、このゲームが強くなっていれば陣取りゲームである程度の強さがあることに……なりそうなんですが、どうでしょう?(苦笑)

 欠点はワンサイドゲームになった時ぐらいです。
 カードも示す島が見たらすぐ分かるようにデザインされていて大変好感が持てます。まあ、このシリーズは相変わらず価格が高めなのがあれですが、ファンも多いですけどね。 

ハイソサイアティ High Society

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「ハイソサイアティ」 High Society、Ravensburger, uberplay、Reiner Knizia作、3-6人、12歳以上、30分

 手前のブランコに乗った少年は違うゲームです(苦笑)
 で、このゲームはReiner Knizia作のゲームで再販されるまでは「日本では」伝説視されていたゲーム……のようです。あんまり知りませんけども、ガミが手に入れた時の喜び様はなかったです。

 さて、そんな前振りの後の概要です。
 各プレイヤーは均等にお金を持ちます。その際、必ず同じお札で持つようにします。しかもこのお札 1~10、11……15と25といったように各1枚ずつです。
 それらのお金を使って毎ラウンド山札からお題カードを1枚めくり、それらを競り(競り上げ)を行います。
 まあ、競りは通常の競り(時計回り)ですが、支払う金額にポイントがあります。
 前述したようにお金が1枚ずつしかないので、ちょうど良い金額というのが大変支払いづらいです。大体相場が11ぐらいだとしましょう。11以下は結構払いやすいですね。
 でも、12以上は厳しいです。何? 3回以上払えるじゃん?
 そうもいかないのがこのゲームのすばらしいところです。最終決算前に、「最もお金の少ないプレイヤーは脱落する」 のです。無駄遣いは敵です(笑)

 こういう感じなので、他のプレイヤーのお金のカウンティングが勝利のカギとなるのですが、お題カードにはマイナスも入っていて、最初に競りから脱落したプレイヤーがそのマイナスを手に入れます。そのプレイヤー以外は支払うことになります。そうやってずんずんお金が減っていきます。そうやってお題カードから終了カードが規定枚数出たら終了します。まあ、いつ終了カードが出るか分からないので、終盤はお金の使い方が非常にテクニカルになります。そんな時までカウンティングは難しいです(苦笑) ある程度コツはあるので何とかなったりもするんですけどね(苦笑)

 そして、思った以上にあっさり感のあるゲームなので、手軽にできる……かと思いきやそうで無いのも特徴ですか。
 いやね、いつ終わるともしれない競り、点数よりもお金で落とされては意味が無いのでそれを見切るカウンティングとやることがたくさんあるのさ。頑張らなきゃいけないのさ。
 と言う訳で、見た目以上にゲーマーズゲームだったりします。スキルが上がったら軽いゲームとしてプレイしたいなぁ(笑)

ミラーズホロウのワーウルフ The werewolves of Miller Hollow

「ミラーズホロウのワーウルフ」 The werewolves of Miller Hollow、Asmodee, Cafegames、8-18人、10歳以上、30分
「汝は狼男なりや」 Are you a Werewolf?, Lupins in Tabula、Looney Labs., daVinci、9-13人、10歳以上、15分

 ワーウルフ・人狼で有名ですね。
 上の写真はそれらのゲームが発売される前だったので大きめのトランプでやってます。このころはたくさんプレイしたなぁ(苦笑) いや、たくさんマスター(司会)したなぁ(笑)

 テーマは「村に狼男が紛れ込んだ! 毎晩1人の犠牲者が出るぞ! さらに狼男は変装が得意だ、見破れない。誰なんだ!? (村長曰く) よし、1日に1人選んでリンチにかけよう」 ってーことです。村長、それでいいのか? いや、苦渋の決断だったのかも(そんな訳あるか)

 さて、トランプでも出来るってことなんですけども、ルールの概要をば。
 各プレイヤーにカードを1枚ずつ配ります。そう、これが各プレイヤーの役割分担となります。狼が書かれていれば狼役、村人が書かれていれば村人役です。この他に占い師等の職業がいます。占い師以外はそのバージョン、メーカーによるので買った時にビックリしてください(苦笑)

 さて、じゃ、順番に説明を。
 あ、前述してますけども、ゲームマスター(司会)が必要になります。司会はゲームに参加しません。
 さて、司会は「まず、夜が来ました。皆さんお眠りください」 と言い、全てのプレイヤーに目をつぶって机に伏せるように指示します。
 この後(ルールによりますが)、占い師に呼びかけます。「誰のカードを見ますか?」 占い師はこっそり顔を上げ、プレイヤーを指さします。司会はそのプレイヤーのカードを占い師に見せます。占い師は再び眠りにつきます。
 次に狼を起こし同様に「今晩誰を襲いますか?」 と聞きます。同様に指さし、再び眠りにつきます。

 司会は「皆さん、朝になりました」として全てのプレイヤーを起こします。
 そこで、全員にお知らせを。 「今回の犠牲者は彼(彼女)でした~」 ってことで、そのプレイヤーのカードを表向け、回収します。そのプレイヤーは何も出来ないうちにゲームから脱落します。
 そして、昼です。リンチなのです。
 リンチにするプレイヤーはみんなの話し合いで決まります。リアルに話し合いです。そぶりが怪しいだとか、そんな感じ。まあ、決まる訳が無いので、全員に殺したい相手を指で示して殺しちゃいます。
 殺されたプレイヤーはカードを見せ、脱落します。これで長い1日が終わります。
 こうやって、狼が人間を殺しきるか、人間が狼を殺しきるかするまでプレイを続けます。

 まあ、基本は話し合い、さぐり合い、殴り合い(違)なのでその辺が好きな人にはオススメ。
 うちも結構好きなのです。司会やってもプレイやっても結構。
 もちろん、目立つ人なのでばっさり殺されたり、まんまとミスリードさせられたりですが(ダメじゃん)

 名探偵を気取るもよし、全てを勘に任せるもよし、密かに笑うもよし、オススメ。楽しいです。ただ、今はたまにやりたいゲームかなぁとか。

 あ、うちは「ミラーズホロウ~」の方が好きですね。

ウルランド Urland

「ウルランド」 Urland、Doris & Frank、Doris Matthaus, Frank Nestel作、3-5人、12歳以上、90分

 初めてこのゲームを聞いた時はいつだったかのSpielの後、向こうでプレイしてきた人に「かなり面白かったし、ドイツ人が「すげー」みたいな表情で騒いでたよ」 ってことを言われました。
 次の日にはうちの家にこのゲームが日本語訳付きでありました。すごいね、ゲームショップ(そこか)

 さて、このゲームですが、2度手に入れてます。そこ、無駄とか言わない。すでにイヤと言うほど言われたから(笑)
 何故2度手に入れることになったかですが、1.ゲームが難しいため、プレイヤーが着いていけない時があった。2.インストが難しいため、うち自身理解に苦しんだ(3時間ルールを読んでいまいち……な状態でした)

 しかし、そこはDoris & Frankマジック。手放してから半年後にプレイした時にはもう夢中。かなり夢中。ああ、やっぱりいいゲームだったんだなぁと思い知らされました。
 それから3年。ほしいほしいという思いがつのりつのって再購入(笑) バカみたいですが、バカです。日本語訳はうちの1つ目を売った方からコピーさせて頂きました。すごいネタにされていたみたいですけども(汗)

 前振り長い? じゃ、概要です。
 といっても大分難しく、複雑になりそうなので、適当にはしょりながらです。
 ゲームのテーマは動物が陸地に住み着き始めた時代の話です。12のエリアがあって、海から自分のコマを上陸させます。すぱっというとそう、陣取りです。
 とはいえ、手番がすごい特徴的。そして分かりにくい。
 手番プレイヤーは恐竜を触れません。その代わり、今回得点計算が起こる島を指定できます(それでも3つのうち1つとかですが)
 そして、手番プレイヤーの下家のプレイヤーも手番を行えません。下家は残った2枚のチップで次の決算する場所を考えておくのです。もう一枚は手番が来ないと引けないので、今はお預けです。
 それ以外のプレイヤーは2アクションを行います。1.海で増えたり、2.上陸したり、3.移動したりできます。
 そうやって、毎ターン得点計算を行います。

 知っている人は知っているのですが、原始スープで特徴的だった「遺伝子カード」もこのゲームでは存在して、トップがある得点を超えるとそれの競りになります。競りに使うのは手元に残っている自分のコマです。よってボード上で繁殖しまくっているプレイヤーは競りには不利になります。とはいえ、競りに勝ったプレイヤーも使ったコマと同じだけボード上から手元に返す必要があります。まあ、それだけ「遺伝子カード」が強いのですが。

 さらにラウンド(全ての場所での決算)が終わると島が1つくっつきます。つまり、得点計算の場所が次第に少なくなっていき、遺伝子カードが増え、後半に向かうにつれてデッドヒートしていきます。この盛り上がり具合がすごい楽しい。

 遺伝子カードは言ってしまえば特殊カードなのですが、原始スープで猛威をふるったぐらいの威力はありません。ちょっとアブねっ ぐらいです(どういう表現だ)
 そう言う訳なので結構軽く出来たりします。

 とはいえ、プレイ時間は長いのです。90分とか書いていますが、ルールに慣れたプレイヤーならその時間でしょうけども、普通にやったら2~3時間ゲームになってしまいかねません。とはいえ、間延びすることなく遊べる……訳でも無いのがポイント(笑) そう、ゲーム慣れしていないと楽しさが半減します。何故ならゲームが見えにくいから。
 インストでカバーできる範囲でも無いのもマイナスだったりするのですが、ドイツの方のようにゲームが大好きな方にはオススメです。

 うちですか? 大好きだからこそ買い直したんじゃないですか(笑)

ユニオンパシフィック Union Pacific

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「ユニオンパシフィック」 Union Pacific、Amigo、Alan R. Moon作、2-6人、12歳以上、75分

 列車ゲームと見せかけて純粋な株のゲームです。あと、後で出た乗車券と同じコマだと思います。多分(乗車券は1回しかプレイしていないので自身が(汗))

 先に書いてしまうと、実は細かいルールを忘れています。
 なんか、大分前(買った当初)の記憶ではユニオンパシフィック株があんまり強くなかったような気がするんですが、最近プレイした感じではめちゃ強かったんです(そして、今は譲ってしまって持ってない(笑)) どーだろ。

 さて、概要です。
 基本的な流れは、手番に線路カードを引きます。その後は2択です。
 1つは公開されている株、もしくは株の山札から株カードを1枚引きます。
 もう一つは手札にある線路カードをプレイして、どれかの色の列車を伸ばし、株を1種類複数枚か、2種類各1枚公開します。

 こうやって、山札からランダムに出てくる決算カードを待ちます。
 決算カードがめくられたら決算を行います。株ゲームをプレイしたことのある人には比較的おなじみな、種類毎のトップ、2位に得点が入るという内容です。得点は列車の長さによります。
 もう一つ特有なのがユニオンパシフィック株。これは決算の回数によって段階的に収入が増えます。しかも5位までのプレイヤーに入るので結構重要。

 こうやって最後の決算の時には写真のようになります。
 手番に如何にして自分の所持する株の価値を上げ、トップを維持するかに注力することになります。その辺は山札の引きにかかっている部分が多いのですが、いつどうやって公開するかという非常に悩ましいポイントがあります。
 株系のゲームが好きならオススメなゲームです。

 とはいえ、うちは株ゲームが苦手なので「株株」しているゲームはちょっと(汗) いや、システムは良いし、面白いゲームなんですけどね(汗)

コンドティエーレ Condottiere

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「コンドティエーレ」 Condottiere、Euro、 D.Ehrhard作、2-6人、12歳以上、90分

 ゲームとしては大変面白く、コンポーネントも言うこと無いのですが、人数や場合によっては終わりが全く見えないゲームでもあります。いや、3時間やって終わらないってどーいうこった。

 さて、概要…… というか写真を見れば一目瞭然。
 カードを使った陣取りです。カードの形が長細くていい感じです。
 余談なのですが、このゲームには初版と第二版があって、初版がすごいです。
 写真ぐらいのボードなのですが、「折りたためません」 あと、ボード上に乗っている木のコマが金属製だったりします。豪華なのはいいけども、めちゃくちゃでかいのは辛いところなのです(汗)

 話は戻ってルールです。
 スタートプレイヤーは今回陣取りを行う地域を指定します。
 後は、手番プレイヤーから時計回りにカードを1枚ずつプレイしていきます。プレイしたくなくなったらラウンドからドロップします。
 そうして、全員がカードをプレイしきったらカードの数字を合計します。合計点数が最も高いプレイヤーがその地域に自分のコマを置きます。
 こうやって、自分の地域が4つ連続しているようになったら勝利します。

 もちろん、数字カードのみではありません。そのラウンドが無効になるカード(もちろん、使ったカードは捨て札となります)、使ったカードを盗むカード等々、そのプレイ順によって展開が影響されるようなカードがあります。

 1つの地域が終了したらその地域を取ったプレイヤーは次の地域を決めます。このように手札の補充無しでどんどん地域を選んで陣取りを行います。
 そして、1人を除いて全員手札を使い切ったら次のラウンドに移ります。最後に残ったプレイヤーは手札が無駄になるのです。みんな無駄にしたくないから牽制しあいが起こります。

 正直、ルールもいいし、ゲーム中の緊張感も言うことありません。
 が、しかし終わる様子が無い展開というのもあります。つまり、どういうことかと言えば、「この地域を取ったら勝利が確定する」って言う場合があるとします。そんな場合、1人のプレイヤーが全力で止めにかかります。そうなってくると勝利が確定するプレイヤーは手が出せません。
 そうやって消耗戦にさせられます。そして終わらないのです。全力を出して終わったぁと思ったら手札補充ですから。

 とはいえ、戦略的には終わるように出来なくも無いという話があります。
 中央付近だけではなく、ボードの端の方を埋めるようにしていく展開が比較的良いのでは無いかと思います。とはいえやはりこのゲーム、5人は終わらないと思います。4人が限界…… 3人がベストと言う声も。

▼例会案内
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◆開催場所◆
 大阪市立北区民センター

◆開催日◆
2017年
 ・08月13日(日) 第4会議室
 ・09月18日(月/祝) 和室
 ・10月09日(月/祝) 第2会議室
 ・11月12日(日) 和室
 ・12月03日(日) 第3会議室
2018年
 ・01月07日(日) 第2会議室
◆開催時間◆
 10:00 ~ 20:30
(11/12のみ 13:00 ~ )

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