ハンザ・テウトニカ Hansa Teutonica (2009)

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ハンザ・テウトニカ Hansa Teutonica (2009) Andreas Steding作、Argentum Verlag、2-5(3, 5)人、60分、12歳以上

 最初に感想を書いてしまうと、ドイツ人向きのゲームであって、決して日本人向きではないなぁと。
 過去にもこういった感想を持ったゲームが幾つかありますが、日本人はなんていうか、こう「直接攻撃」が嫌いな人って多いんだよね。直接攻撃ったって悪いばっかりではなく、邪魔しあいながらの勝負っていうのもそれはそれで面白いポイントはあるんですけどね。悪意だ何だってけなされやすいタイプのゲームなんですよねぇ。
 うちにとっては直接攻撃自体の楽しみ方は分かっているつもりですが、重めのゲームでここまで見えやすいのもなぁという感じでした。「そこ、一個だけ置くとかヤメテ!」「あんたがこっちに1個置くからだろうが!」みたいな(笑)<楽しんでます。


 舞台は今も続くハンザ同盟の地域、ハンブルグといった北ドイツが舞台です。
 プレイヤーは。。。なんだろう、交易商人でいいのかな になって得点を稼ぐことを目的としています。

 ボードには各都市をつなぐ道と街があり、それぞれに四角、もしくは丸、もしくはその両方を合わせたようなマークが描かれています。
 手番にはアクション数が決められていて、そのアクション数分コマを配置します。
 もちろん、手持ちのコマには上限があって、時折補充する必要があります。

 で、このゲームのポイントがここなんですが、アクション数も補充するコマもコマの形状(四角・丸)もレベルアップさせることが出来ます。
 レベルアップはボード上に該当するアイコンがあるエリアがあって、そこをつなぐとレベルアップさせることが可能です。

 っと、このゲームの基本。街と街との接続について少し。
 街と街との間にある道には2~4のマスがあります。ここを自分のコマだけで埋めたらそこの両脇どちらかの街に自分の支配マーカーを置くか、レベルアップ出来る場所だったらレベルアップするかを出来ます。そしてその後、道に置いたコマは全て全体ストックに帰ってしまいます。手元にはかえって来ません。
 支配マーカーを置いた場合、その道が完成する度に1点得点が入ります。もちろん、街にはグレードがあって、より高位のグレードに支配マーカーを置いたプレイヤーにその支配権(得点権)は移行するんですが。

 で、気になる「じゃぁ、一個でも他のプレイヤーに置かれたら?」 って話なんですが、追い出すことが出来ます。「これこそ、攻撃じゃね?」 と思われるかもしれませんけれど、追い出されたほうは1つお得があります。
 まず、再配置が出来ます。条件があって、その道から一番近い道(選択OK)に置かなければなりません。まぁ、コマがなくならないだけ十分OKです。そしてさらに全体のストックから1個取って同じ道に追加で置けます。1アクション儲けるんですよね。これが良く出来ていて、いやらしさの根源なんじゃなかろうかと思います(苦笑)
 そのため、1個置くというアクションがある意味攻撃になったりします。しかもそれを取り除くには1個につき+1個コマが必要だったり。。。なんて酷い(笑)

 とまぁ、書いてますが、このゲームの目的はレベルアップではなくて、ボード上の道をつないで得点を稼いだりってことにあります。特に驚いたのがゲーム中の得点は20点まで。残りはボーナスで60-80点ぐらいまで言ってしまうというところでしょうか。
 なので、地道に稼いでいるよりもボーナス狙いまくりです。

 この辺のさじ加減をちゃんとしながらやっていると楽しめるかと。
 ただ、なんとなくですが、序盤レベルアップの場所に集まりすぎて、若干作業チックになるところかなと。3アクションで勝つ方法を考えないとねぇ。あるにはあるはずなんだ。

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写本と修道士 Biblios (2007)

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写本と修道士 Biblios (2007)、Steve Finn作、Doctor Finn's Card Company、2-4人、30分

 去年だったかな。フェドゥッティ大賞にノミネートされて注目されたアメリカの同人ゲームです。同人ゲームといえば語弊があるかも。Small Publisherのゲームです。

 コンポーネントは写真に写っている7種類のカード、ボード、ダイス5つで全てです。
 ダイスは振るのではなくて、各カードの価値を示すために使用されます。

 ゲームの目的はカードを集めること。先ほど書いたように各カードには点数が割り当てられています。ただし、それは最初3ですが、カードの効果によって上下します。
 カードの構成は集めるべき写本カード5種、お金カード、上下させるカードの大きく7種です。写本カードとお金カードには数字が書かれており、1~3なんですが、若干その割合が違います(※写本カードの3種の数字は2までです)
 また、最終得点決算時には「他のプレイヤーより最も大きい合計数のカード」しか得点に出来ません。集め方にも気をつけろと。

 ゲームは前半と後半の大きく2つに分かれています。
 前半はカードの分配。
 手番プレイヤーは山札を1枚引いて選択肢が3つあります。
 1つは自分で確保する。2つ目は他のプレイヤーの分配用に横によける。3つ目は捨て山に伏せたまま捨てる です。
 もちろん、自分で確保するカード、捨て山に捨てるカードは1枚しか選択できません。
 これを1枚引いては選択し、1枚引いては選択します。つまりは、一度自分で引き取ってしまうと後でどれだけ良いカードが出ても捨て山に捨てるか他のプレイヤーに渡すしかなくなります。

 人数+1枚、この処理をしたら他のプレイヤーは手番プレイヤーから時計回りに1枚ずつ引き取ります。
 こうして前半が進みます。

 山札が無くなったら後半戦です。
 捨て山をシャッフルし、1枚公開して競りを行います。
 競りは前述のお金カードを使用します。確か時計回りの競り上げ競りだったはずです。
 ちなみに山札からお金カードがめくられたら写本カードで競り落とします。数字関係無しの枚数だけです。

 こうして全てのカードの処理が終了したら集めた写本カードを色毎にトップを決めて得点計算されます。もちろんこの間にダイスを上下させるカードで各カードの価値が変わっているんですけどね。

 印象としてですが、かなりきれいに整理され、且つ悩ましくまとめられているゲームだと感じました。
 特に前半の1枚ずつ分配するアクションが楽しい。あれだけだったら結構分配が寄るんです。
 それを後半どれだけうまくまとめていくか といった感じですね。2色でトップを取れれば勝てそうなんですが、そうは他のプレイヤーが卸してくれないのが事実だったりします。ふむー。

 これは再販が決まっていてフランスのIELLOから発売されます。日本にもすでに入ってくる予定でプレイスペース広島さんが扱うことを連絡してます。
 再販版もきれいなイラストです。カードゲームの競りが好きな方は要注目です。

ほら吹き男爵 Mu"nchhausen (1996)

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ほら吹き男爵 Mu"nchhausen (1996)、Thomas Schneider Axmann作、3-8人、30分、8歳以上

 それなりに知る人ぞ知るゲームになっちゃってるのかなぁ。
 まぁ、これが出た年は「不作だー不作だー」って言われてた2000年ごろだから仕方ないのかな。。。この年辺りは見逃しが多かったなぁ(苦笑)<後で血眼になって探す羽目になる。

 さて、こいつ。
 ベースはブラフゲーです。多人数で出来るんですが、ダウンタイムがあまり無く、楽しめます。後、ゲーマーはブラフがうまいと実感させられます。

 各プレイヤーには1~8の数字カードが渡されます。プレイ人数によっては若干間引かれますが、それはプレイ時間との兼ね合いってことで。
 んで、手番プレイヤーは提示される側になります。他の全てのプレイヤーは提示します。それな何か?
 答えは先ほどの数字カードです(そりゃそうだ) また、提示と同時にそのカードの数字を宣言します。ここでは基本的に他のプレイヤーと同じ数字かそれより大きい数字を言わなければなりません。ただ、別に素直に数字をいう必要はありません。カードは裏向けて提示されるからです。別に1出しながら8って言っても構いません。
 後、提示しないという選択もあります。8持ってないのがばれているので8って言わなくてもいいんですね。ハイ。

 では、手番プレイヤーはどうするか。提示しているいずれかのプレイヤーを指名してそのカードを受け取るか、ブラフをかけるかを行います。受け取った場合、自分の得点置き場(カードより2回り大きいカード)の上に置きます。これがそのまま点数になります。
 ブラフを掛けた場合、それを表向けて確認します。成功だったらそのカードを提示者に返し、自分の手札から好きなカードを伏せて得点置き場に置きます。失敗だったらそのカードを手札に入れ、提示者は手札から得点置き場に1枚置きます。

 少し計算してもらえれば分かりますが、全員受け取れる最大枚数が決まっています。
 そして終了条件。1人のプレイヤーが全てのカードを使い切ったら即終了です。

 さらにきついのが、「余った手札は全てその数字分マイナス点」というところ。出し渋りでは勝てないようになっているのです。

 このゲームのよくある展開としては初期に8のコールが続き、次に7と段階的に下がっていくのですが、今回は最後のラウンドまで8が続きました。ゲーマーはブラフがうまいです(笑) <ちゃんと8が存在している。

 でも勝者は最後のカードを出したプレイヤーではなかったのがこのゲームのうまいところじゃないでしょうか。ブラフを読みきってうまく得点を集めたプレイヤーが勝者でしたもの。

 あ、1つ。
 得点置き場のカードはゲーム終了時まで確認できません。自分で自分の得点が分からないのです。という訳で全力ブラフですね。これ。

2010年9月 速報版

 今月は多いかなーと思ってたらやっぱり多かったです。
 色んなところが重なったみたい。

 ちょっとゲームが足らなくなってきたかなーってところですね。
 あまりやってないゲームが。


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ほら吹き男爵ですね。8人まで出来る簡単なブラフゲーです。この時は珍しく8が最後まで残る展開。

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今度のエッセンでデザインが変わって再販されますね。最近は小さいパブリッシャーからピックアップされることがありますよね。写本と修道士(逆?)

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フレスコですね。拡張は入っていないそうな。

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大聖堂の続きの最後の。。。なんでしたっけ?

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相変わらずの面白さ。オートモービルですね。これもエッセンで再販が決まっています。

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久方ぶりのブラフ。これは新しいスクエアの箱バージョンですね。

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レゴです。いいえ、クリエイショナリーです。

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新しいバージョンのアクワイアですね。

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キューバですね。実はまだ未プレイなんですよね。

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将軍ですね。これも拡張がエッセンで出ます。そしてこれの元となったヴァレンシュタインはリメイクされて年末出るそうです。

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ハンザ・テウトニカですね。殴り合いなゲームなんですが、ソフトには仕上がってません(苦笑)

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洛陽の門ですね。白菜じゃなくて大根だと言われてました。

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モダンアートですね。久しぶりー。競り、競り、競り~

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ドミリオンですね。プラッツには全部そろえている人がいるんですよねぇ。

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コロレットですね。久しぶりにやりたいんですよね。

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ウボンゴです。これは同人の5ピースバージョンですね。

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ミスターダイアモンドですね。視覚は嘘をつきます(笑)


総括
 そんな感じなのですが、写真には全然ありませんけれど、テストプレイが5つほど回ってました。
 うち3つぐらいはTGFでお会いできそうな感じです。まぁ、まだ「テストプレイだよね」な状態ですが。こっからブラッシュアップなのですよっと。

 次はエッセン前、その次はエッセン収穫後になるのかなと。
 お楽しみに!

▼例会案内
◆spielplatzとは?/参加方法◆
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◆開催場所◆
 大阪市立北区民センター

◆開催日◆
2017年
 ・04月09日(日) 第2会議室
 ・05月21日(日) 第4会議室
 ・06月25日(日) 第5/6会議室
 ・07月09日(日) 第4会議室
 ・08月13日(日) 第4会議室
 ・09月18日(月/祝) 和室

◆開催時間◆
 10:00 ~ 20:30
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