宝石泥棒の予告状

宝石泥棒の予告状 操られ人形館、常時次人、3-5人
作者の方とも色々お話をするんですが、日本でトリックテイクを一般に普及させるのは難しいねとか、ルールの書き方がどうだとか。こういうのが色々な糧になっていくのが楽しいです。こういうお話できる場がもっとあればなぁとか思ったり。贅沢ですね。。。。
実は気づいておられる方がどれだけいるかは分かりませんが、ゲームマーケット配布版は以前とちょっとだけルールが違います。今回はその辺を盛り込んでプレイです。
※すいません、前回バージョンで読み落としていただけです。ルールがリライトされていたから読み落とさなかっただけみたい(汗&謝)
ゲームは一般的なメイフォローのトリックテイク。ただ、フォローしてしまうと減点となるストーンを取らなければならないので、「出来る限り避けるゲーム」となっています。んが、そうは問屋が卸さないのがこのゲーム。ほとんどのカードには2色描かれています。これで逃げにくさ2倍。そして、リードされるカードも2色。これで4倍逃げにくくなっています(笑)
とまあ、これではどうしようも無いんですが、そこはスコア方法でカバーされております(この辺は現物をご覧になってくだされ~)
ここで、考えるべきは「何とかしてフォローしない」ということよりも、「なんとかしてリーダーとなってしまう」ということだったりもします。いや、どちらでもそれなりに戦略は立てれるんですけどね。
個人的には「なんとかしてリーダーとなってしまう」辺りがよいです。
こないだ常次さんとも話してまして、「9トリック中半分ぐらいリーダーになっても勝てなくない?」 という話がありまして、いえいえ。「連続でリーダーしたりもできるのでもっとがんばれますよー」ってことでした。ん? ん?? あー、確かに。
この辺はトリックテイクに慣れているか、どれだけひねくれているか(笑) とかじゃないかなと思います。いや、ほめてますよー。そうは見えませんけど(汗)
ただ、ここまで読まれていて感じているかもしれませんが、そこそこに敷居が高いです。トリックテイクが好きなゲーマーじゃないと楽しめないかもしれません。その辺がデメリットなのかもしれません。。。 うーむ。
後、人によっては得点方法が「大味すぎる」と感じるかもしれません。戦うトリックテイクを目指しているようなので、これはこれで一つの形なのかもしれませんが、どうしても得点差がつきにくい展開になるのも事実。ここらへんをどう捉えるかでこのゲームの印象が全然変わってきます。
ゲームとしては、手札の関係上「避けるべき」と判断したうちが、ストーンを7つぐらい取りながらもトップでした。そう、こんなプレイもできるんですよね。なかなか成功しないそうですが(笑)
たまにはこういうのをじっくりプレイするのもどうでしょう?
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